C 言語を最初に知ったぐらいの時、C 言語は自分にとって楽しい言語じゃなかった。ポインタを理解していなかったし、そもそもコンピュータの仕組みを理解していなかったし、ついでにいえば「下手すればコンピュータが壊れるコードを書く」みたいなことを思っていたので手を出せなかった。
何か知らないうちに Ruby をいぢって、Ruby の拡張ライブラリを読んだり、ちょっと作ってみたりするうちにポインタを理解していることに気付いて、最近 C 言語のキャストについてふとした拍子に理解して、だんだん C がわかるようになってきた。
機械語は読めないものだっていう先入観があったけど、Binary 2.0 あたりの流れでそうじゃないことに気付いた。読む人が読めば読めるもののようだ。なんとなく画像処理について気付いた時と同じ気持ちになった。
頭が悪くても、ゆっくりやっていれば結構どうにかなるのかもしれない。急ぐ事を強要されているけど、無視してもいい気がしてきた。
Ruby はなんとなくで「できそうなもの」だったから、やる気が沸いたんだよなぁ。C はそのとき「できなさそうなもの」だったからやる気が沸かなかった。Perl もそうだ。PHP はまだ「できそうなもの」だった。
どっかとっかかりがあればいいんだよなぁ。電子回路設計とかってどっから入ればいいんだろう。