最近とにかく元気がでなくて、特に仕事のやる気が全くまっさらで出てこなくて、前やってたタスク (自分の手からはずしてもらった) の影響を未だひっぱっている感じがする。

モールスの学習は、一つの現実逃避であると同時に、やればできるようになるという気持ちを取り戻したいという思いがある。現に、ちゃんとモチベーションがありさえすれば、僕のようなクズ人間でも、ちゃんと1ヶ月続けられているし、結果的に (記録をつけていないとわかりにくいんだけど) 着実に進歩している。

また、異分野の学習をすると、何かしらプログラミングで解決したい問題が発生するので、ちょうどいい問題をプログラミングで解いて楽しい思いをすることができる。

いくつか気付くことがあって、やはり以下の点が自分のモチベーション維持にとって重要だと思った

  • 誰かに強制されない
  • 誰かにバカにされない
  • やる価値を信じられる

基本、独りでいさえすれば、誰にもバカにされることなく、自分の考え自分が信じられることをやり続けられる。そこに誰か意味不明なことを言うクソ人間が介入することで、重要なタイミングで余計な口出しをされ、何もかもが台無しになる。社会生活上、それらを避けることができない以上、一生やる気が回復しない。

20wpm/10wpm でレッスン40まで行ったあと、20wpm/11wpm から 20wpm/18wpm まで徐々にあげてみてる。調子がいいときと悪いときとで全然正確さが違う (70%〜90%) ので、いかんともしがたい。いまいち、ちゃんと成長しているという実感がない。

実際の交信も聞くだけ聞いて、とにかくコールサインだけでもとろうとやっているけど、まず一発ではとれない。ないしは複数回聞いてもエリアまでしかわからないことも多い。ただ、送信側が気をつかってコールサインのときだけ文字スペースを長めにしてる場合があって、これだと1発でとれたりする。しかしコールサインがとれても本文が殆どとれない。599 5nn とか、交信終了時の E E は特徴があるのでわかるけど、BK あるいは K、もうっかりしてると聞きのがす始末。

実際、プレーンテキストを 15wpm/15wpm で聞いてみると、60〜80% 程度しかとれない。プレーンテキストの場合、E S T I など短い符号が頻発するので、難易度が増すように思う。とにかく聞き慣れるしかなさそうだけど、結構萎える。

  1. トップ
  2. アマチュア無線
  3. モールス学習 進捗
  1. トップ
  2. モールス
  3. モールス学習 進捗

いろいろ接続方法はあるけど、汎用・簡単なのは iBUFFALO USBシリアルケーブル (BSUSRC0610BS) とメスメス変換コネクタを使って無線機のCAT端子とコンピュータを接続する方法っぽい。ストレートに普通に接続すればいい。コネクタ一緒に買っても2000円ぐらい。

BUFFALO USBシリアルケーブル(USBtypeA to D-sub9ピン)1.0m ブラックスケルトン BSUSRC0610BS - バッファロー

バッファロー

3.0 / 5.0

BSUSRC0610BS は FTDI チップを使っている。Mac はバッファロー公式にはサポートされてはいないけど、FTDI のサイトで Mac 用のドライバも提供されていて、普通に使える。

ドライバをインストールした上で、接続すると、/dev/tty.usbserial-FTB3L9UG とかデバイスファイルができる。

Ruby で呼び出してみる。

Ruby でシリアルポート (RS-232C) を扱う場合、gem install serialport を使うと簡単なようだ。以下のようなコードでなんとなく操作できる。

プロトコルのマニュアルは八重洲のページからダウンロードできる。特に pack/unpack をする必要もないし、ASCII データのやりとりだけなので、プロトコル自体は難しくなく、そのまま読むことができる。

この例では、

  • VFO-A に切替え
  • AI をオン (こちらから要求しなくてもリグの状態が変化すると通知される)
  • VFO-A の周波数を設定
  • 上方向にスキャン開始
    • AI で送られてくる FA (周波数変化情報) が指定した周波数以上になるまで待つ
  • スキャンを停止
  • AI をオフ

ということをしている。

class CAT
	BAUDRATE    = 4800
	DATABIT     = 8
	STOPBIT     = 2
	PATITYCHECK = SerialPort::NONE

	Message = Struct.new(:cmd, :params)

	def initialize(args)
		@port = SerialPort.new(
			args[:port],
			BAUDRATE,
			DATABIT,
			STOPBIT,
			PATITYCHECK
		)

		@read_queue  = Queue.new
		@read_thread = Thread.start do
			while message = @port.gets(";")
				_, cmd, params = *message.match(/^(..)(.+);/)
				@read_queue.push(Message.new(cmd, params))
			end
		end
	end

	def command(cmd, param="")
		@port.write "#{cmd}#{param};"
		sleep 1
	end

	def scan(start, finish)
		# SELECT VFO-A
		command "VS", "0"
		# AUTO INFORMATION
		command "AI", "1"
		# SET FREQUENCY
		command "FA", "%08d" % start
		# START SCAN
		command "SC", "1"

		while m = @read_queue.pop
			next unless m.cmd  == 'FA'
			if finish < m.params.to_i 
				break
			end
		end

		# STOP SCAN
		command "SC", "0"

		# DISABLE AUTO INFORMATION
		command "AI", "0"
	end
end

cat = CAT.new({ :port => '/dev/tty.usbserial-FTB3L9UG' })

cat.scan(7_000_000, 7_030_000)

このように、連続してコマンドを送ったりする場合、適当に sleep を入れないとだめとか、そういうのがあるようで、ちょっと面倒くさい。うまくできるまで試行錯誤が必要そう。何かもっと正しいやりかたがあるかもしれない。

あと、応答が存在するコマンドを、こちらから一方的に連続して送りつけると、受信できるデータがまざっておかしなことになる。どんな実装になってんだよ、って感じだけど、コマンドを送るときは1つずつ確認しながら送る必要がある。ただし、応答がないコマンド (単にセット) は、応答がないので、いかんともしがたい。よくわからん!

さらにいえば、このような一連のコマンドでオートコントールしようとするなら、無線機側の操作を全 LOCK する必要がありそう。LOCK コマンド自体はあるけど、部分的にしかロックできなかったりするのでめんどい。

  1. トップ
  2. アマチュア無線
  3. Mac OS X でリグコントロール 基本 (YAESU FT-450D)