バンドスコープ を作ったのはいいが、41.1kHz サンプリングだし、0Hz付近にUSB オーディオデバイス由来の強力なノイズが入ってるのがイケてないので、良さげな192kHz サンプリングのUSBオーディオデバイスが欲しくなった。

SDR 用サウンドカードのまとめ みたいなページを見てみたけど、現状手に入るなかでよさそうなのは Steinberg UR22 というのしかない。これも注釈がついてて「ノイズがあるよ」って書いてあるけど、HFでは問題にならなそうとのことなので、買ってみた。

Steinberg 2x2 USB 2.0 オーディオインターフェース UR22 - Steinberg(スタインバーグ)

Steinberg(スタインバーグ)

3.0 / 5.0

独自のドライバが必要で (UAC2 とかじゃない) 嫌な感じだけど、普通に Mac 用の提供されている (Yamaha Steinberg Driver とかでググる) のでそこらへんではハマらなかった。

しかしこれ、用途的に宅録みたいなの向けなので、入力や出力がちょっとややこしい。入力はXLR(キヤノンコネクタ)バランス入力・3極標準プラグ (ステレオ標準プラグ = 6.3mm) バランス入力・2極標準プラグ (モノラル標準プラグ = 6.3mm) アンバランス入力といろいろ対応されている。KX3 の出力は 2.5mm ステレオジャックでこれはアンバランスなので、2.5mm ステレオジャックからモノラル標準ジャック2本へ変換が必要になる。

2.5mm ジャック -> 3.5mm プラグへの変換は KX3 注文時に一緒に買ってあるので、以下のように3.5mmジャック・ジャックと、3.5mm プラグ → 6.3mm プラグ×2 の変換を買った。

オーディオテクニカ ラインケーブル ATL462A/1.5 - Audio Technica(オーディオテクニカ)

Audio Technica(オーディオテクニカ)

4.0 / 5.0

audio-technica GOLD LINK Fine プラグアダプター ステレオミニ延長 AT509CS - Audio Technica(オーディオテクニカ)

Audio Technica(オーディオテクニカ)

4.0 / 5.0

入力なしのとき

ちょっとノイズが立ってるところがあるけど、全域でだいぶノイズが少なくなった。中心周波数付近のノイズが皆無になったのはデカい…

±30kHz 付近のノイズは電源のスイッチングノイズで、直接オーディオインターフェイスに飛びこんでいるっぽい。それ意外の 60kHzぐらいから90kHz までのノイズはUSBインターフェイスのノイズっぽい。

入力いれたとき


両端に向かってゲインが下がっていくのは KX3 のマニュアルにも書いてあって、KX3 出力時点でこうなってしまう。FFT したあと補正するのがいいと思うけど、まだやってない。

The RX I/Q outputs from a receiver are not “flat” over an infinite frequency range; the signal-conversion process results in some slope (decrease in gain) as you move farther from the center frequency. In the case of the KX3, the signal will be reduced by about 2.5 dB at +/- 24 kHz, 4 dB at +/- 48 kHz, and 7 dB at +/- 96 kHz. The spectrum amplitude on the display, including the apparent noise floor of the receiver, will “roll off” by these amounts.

KX3 Owner's man Rev B4

192kHz の範囲が一望できるのがなんかすごい広くなる。

96kHz サンプリングだとあんまり気にならない範囲になる。狭くなるけど CW の場合 96kHz ぐらいで見たほうが選局しやすい気がする…

だいぶいい。

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ウォーターフォール表示で遊んでいて、アマチュア無線のバンド全域に繰り返し強いノイズが入っていたり、部分的に超強力なノイズが入っていたりすることがあって、気になっていた。

少し自分の周辺機器をみまわして電源を切ったり入れたりしたらかなり変わったのでメモしておく

主要機器を切った状態

切れそうな機械の電源をだいたい切った状態


すぐ電源切れないデバイスも結構あるけど、かなり静かになった。

エアコン

規則的なノイズが全域に入る。エアコンはどのバンドでもノイズが入るけど、14MHz帯が一番ひどい。

空気清浄機

ダイキンの空気清浄機の電源を入れるとエアコンと似たようなノイズがかなり強く全域に入る。

モーターのブラシノイズなんだろうか? よくわからない。放電ノイズっぽくはないけど

スイッチング電源のノイズ

特定の周波数ごとに強力なノイズが入る。負荷に応じてノイズが揺らぐのが特徴っぽい。7MHz や 10MHz あたりが一番ひどい。ハイバンドになるほど強度が下がっていく。

蛍光灯のノイズ

14MHz帯に入っていた。画像はつけた直後で、なんか周波数を変えながら「ログインしてきました!」って面してるのが蛍光灯ノイズ。

これとは別に蛍光灯のデスクライト(インバーター制御)もあって、それはそれでこれとは違うノイズの入りかたをする。デスクライトのほうがだいぶ広範囲でひどい。

その他

USB HDD か、その電源アダプタ(スイッチング)かがノイズを出していたが電源ケーブルにコアを巻いたら、これはかなり改善した。HDD 側のノイズが電源ラインに戻ってたのかな?

今回、

  • 扇風機
  • MacBook Proの電源アダプタ

はノイズ源ではなかった。

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golang で JS 的な addEventListener/dispatchEvent 的なことをしたいときどうするか?

emission

JS にあるようなのと全く同じ様に「イベント名」でイベントの種類を識別して任意の「イベントオブジェクト」をやりとりする。

On/Off/Once とか jQuery にあるような便利メソッドがついてる。

リフレクションで型変換は隠蔽されているが、もしリスナーとエミッターとで型が食い違っていると、実行時エラーになる。

package main

import (
	"github.com/chuckpreslar/emission"
	"log"
)

type ClickEvent struct {
	button string
}

type KeyEvent struct {
	key string
}

func main() {
	emitter := emission.NewEmitter()
	emitter.On("click", func (ev *ClickEvent) {
		log.Printf("onclick %v", ev)
	})
	emitter.On("key", func (ev *KeyEvent) {
		log.Printf("onkey %v", ev)
	})

	emitter.Emit("click", &ClickEvent{ button : "left" })
	emitter.Emit("click", &ClickEvent{ button : "right" })
	emitter.Emit("key", &KeyEvent{ key : "A" })

	// panic
	emitter.Emit("key", &ClickEvent{ button : "right" })

	// or also panic
	emitter.On("key", func (ev *ClickEvent) {
		log.Printf("onkey2 %v", ev)
	})
	emitter.Emit("key", &KeyEvent{ button : "right" })
}

go-pubsub

Pub/Sub/Leave というメソッドが生えている。Pub は Emit/Dispatch, Sub は addListener/On, Leave は removeListener/Off に対応する。

「イベント名」というパラメータが存在せず、型の選択によって自動的にディスパッチされる。よって型がマッチしなければリスナーは実行されないので、原理的に型変換の実行時エラーは発生しない (もし間違えた場合単に実行時になって「呼ばれない」ことに気付く)

package main

import (
	"github.com/mattn/go-pubsub"
	"log"
	"time"
)

type ClickEvent struct {
	button string
}

type KeyEvent struct {
	key string
}

func main() {
	ps := pubsub.New()

	ps.Sub(func(ev *ClickEvent) {
		log.Printf("onclick %v", ev)
	})
	ps.Sub(func(ev *KeyEvent) {
		log.Printf("onkey %v", ev)
	})

	ps.Pub(&ClickEvent{button: "left"})
	ps.Pub(&ClickEvent{button: "right"})
	ps.Pub(&KeyEvent{key: "A"})

	time.Sleep(100 * time.Millisecond)
}

サンプルコード書いてて気付いたが、Sub に登録した関数は Sub を呼んだ順あるいは Pub を呼んだ順に関係なく実行されうる? (ref. 登録された関数を go で呼んでる)

下記コードのように time.Sleep の代わりに Pub/Sub によって終了を待とうとするとたまに失敗する。(完全に終了を待つ方法がわからなかった)

package main

import (
	"github.com/mattn/go-pubsub"
	"log"
)

type ClickEvent struct {
	button string
}

type KeyEvent struct {
	key string
}

func main() {
	ps := pubsub.New()

	ps.Sub(func(ev *ClickEvent) {
		log.Printf("onclick %v", ev)
	})
	ps.Sub(func(ev *KeyEvent) {
		log.Printf("onkey %v", ev)
	})

	ps.Pub(&ClickEvent{button: "left"})
	ps.Pub(&ClickEvent{button: "right"})
	ps.Pub(&KeyEvent{key: "A"})

	// waiting for processing all messages
	// -> FAIL
	done := make(chan bool)
	ps.Sub(func(b bool) {
		ps.Close()
		done <- true
	})
	ps.Pub(true)
	<-done
}
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【防除用医薬部外品】アースノーマット 60日用 蚊取り 蚊とり黒ブタ - アースノーマット

アースノーマット

5.0 / 5.0

これを寝室とリビングの1つずつ買った。黒いブタバージョンで可愛い。電源ケーブルが「しっぽ」になっているのも地味にいいデザインだなあと思う。昔ながらの陶器のブタの蚊取り線香って僕は現実で見たことがないけど、それでもブタの形が「蚊取り線香」をイメージさせるというのは、なんかおもしろい。

アースノーマットって、動いている気配が一切ないのでちょっと不安だけど一応効いてるみたい。