今回は鞍馬寺を通らず、叡山鉄道貴船口駅から直接貴船神社へ。ただ、貴船口から貴船神社まで2kmほと登るので地味に遠い。朝7時ぐらいについたのでバスも走ってない時間で、普通に歩いた。

基本的にはやはり鞍馬寺を通って貴船神社まで行って、降りてくるほうが楽しめると思った。雨が降るという予報だったので早めに予定をこなす意図があった。




しばらくすると貴船神社本宮



もうすこし登ると結社、そのさらに奥に奥宮









山奥にあるけど、人気の観光スポットのひとつではあるので、可能なら早朝が良い。御苑近くのホテルに泊ってたが5時起きして出町柳まで1時間ぐらい散歩して叡電に乗った。

この日はちょうと下山して京都駅につくごろに激しい雨が降りはじまったのでそのまま新幹線で帰った。

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mbed USBMIDI で Lightroom 用の MIDI インターフェイスを作る | tech - 氾濫原 の続きで、実際に使えるものを作りました。まぁもう作ったの一ヶ月ぐらい前なんですが……

回路図

機械式インクリメンタルロータリーエンコーダー (スイッチ付き)を19個、Gateron 緑軸スイッチ (Cherry MX 互換スイッチ) 7 個を使います。ロータリーエンコーダーはA相・B相・スイッチと3接点あるので 19 * 3 + 7 = 64 接点あります。キリのいい数字ですね。

ロータリーエンコーダーのA相・B相も単にスイッチとみなせるので、ダイオードを使ったキーマトリクスを構成し、16bit I2C GPIO (MCP23017) 1つを使って順次全て読み出します。その際、同一エンコーダーのA相B相は同時に読めるようにマトリクスの配線に注意します。

USB を繋げるメインのマイコンは LPC11U35 です。

基板

上段にある8個のエンコーダーは色別の色相・輝度・彩度に対応することを想定しています。その上にある3つのスイッチはレイヤー切り替えを想定して、エンコーダーの数を仮想的に3倍に増やしています。

かなり配線が面倒ですが、この回路では特にシビアなところはなく、繋がってさえいれば動くと思われるので FreeRouter で自動配線したものをほとんどそのまま使っています。ジャンパとして配線しやすいように、via の位置を多少変更したぐらいです。

切削で基板を作る都合上、片面基板+ジャンパとしたいため、FreeRouter 上ではtopのコストを100ぐらいに設定しています。なので、かなり無理に遠まわりしている配線が多々あります。それでもジャンパは34個ぐらいあるので面倒ですね。

製造は CNC 切削です。6時間ぐらいかかりました。

ファームウェア

基本は I2C GPIO のキーマトリクスを読むだけですが、ロータリーエンコーダーのデコード処理が入っています。

とても安いタイプのロータリーエンコーダーを使っているのですが、どうも挙動がおかしくて綺麗に相を得られないことがあります。これで困った結果、以下のようなロジックになっています。

  • エンコーダー1クリックで4パルス発生するので、相対値として LR に送るときに 1/4 する
  • 相が綺麗に発生しないので、不正なステートになったら「前回の値」が繰替えされているとみなす

これで割とうまくいったように思います。しかし完全に不良品みたいな、正相と逆相が常に対応して発生するエンコーダもあって、安物は厳しいですね。こういうのは捨てるしかない。ロータリーエンコーダーはちゃんとしたのを買ったほうがいいことは分かってるつもりなんですが、ちゃんとしたのはやはり高いですね。

ケース

基板設計時から Fusion360 でモデリングしつつすすめていたので、KiCAD 側から再度基板データを出力して Fusion360 でインポートし、ケース設計に役立てました。

モデルは 3D プリンタで出力しました。下側は一発でいい感じにできたのですが、上側がなかなかうまくいかず3回ほど出力しなおしています。

コスト概算

安く作ることではなく欲しいものを作るのが目的なので、あまりコストは大事ではありませんが以下の通りかかります。

  • ロータリーエンコーダー 19個
    • 単価42円
  • スイッチ 7個
    • 単価35円
  • MCP23017
    • 110円
  • 生基板 250x150
    • 500円
  • LED 3個
    • 単価15円
  • キーキャップ7個
    • 単価70円
  • フィラメント 200g
    • 600円
  • M3 15mm ビス
  • M3 ナット
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しばらくエレコムのカメラバッグを普段使いとして使っていた。けど会社の行き帰りにしか使わないので、カメラを入れて運ぶことは全くなくて全然意味がなかった。容量がかなり小さいのと、肩ストラップがすべり落ちてくるのが不愉快だった。

エレコム off toco 2styleバックパック リュックサック カメラ収納機能付き グレー DGB-S023GY - エレコム(ELECOM)

エレコム(ELECOM)

4.0 / 5.0

結局、替えレンズを持ち歩かないみたいな場合には、カメラバッグより容量大きめのちゃんとしたバッグにインナーケース入れる程度のほうが便利だと思う。

[コールマン] ウォーカー33(ヘリンボーン) - Coleman(コールマン)

Coleman(コールマン)

5.0 / 5.0

ということで、コールマンのウォーカーというのを買ってみた。

ポケットが多い割にはかなり軽いうえに容量が大きい。そして中身を入れてないときはそんなにかさばらないので電車に乗るときも邪魔になりにくい。

さらにはチェストストラップとヒップベルトもついてる。チェストストラップは揺れ防止によく使うし、ヒップベルトは重量物を入れると便利。一通り充実した機能がある割には安いし最高な気がする。


ちなみにカメラバッグとしては相変らず Lowepro フリップサイドトレックBP 450AW 使ってて、そこそこ満足。カメラの収納と持ち歩きには最高。かなり重くしても全く肩が疲れない。これはこれでカメラ以外の収納が少ないという問題はあるけど、物理的にどうしようもない。

最近モデルチェンジしたっぽい? アマゾンで売ってないかもしれない。

Lowepro カメラリュック フリップサイドトレックBP 450AW 12.9L グレー/ダークグリーン 370168 - ロープロ(Lowepro)

ロープロ(Lowepro)

5.0 / 5.0

「ぼくのふね」はだいぶ弾けるようになってきたかなあ。油断すると人差し指が迷子になるけど、なんとか通しでひける。もうちょい練習する。

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キラキラインターネットはこないのは確実だなあと思った。

ブックマークレットとかGreasemonkeyとかにすごく大きい可能性と期待を抱いていて、こういう DIY を前提としたウェブサービス (例:LDR) にも期待してて、きっと理想 (未来予想ではない) はこういうほうだと思って期待はもっていたけど、案の定というかなんとかいうか、ブックマークレットもGreasemonkeyも実質滅びている。

作る人・作れる人が増えることが一番良いと思ってるけど、大多数の人は作ることに興味がない。

プログラミングが義務教育になってからの世界だと違うだろうか? 違わないと思う。

ブログを続けるには!?みたいなブログ記事を読むと、その感覚がよくわからなくて不思議な気持ちになる。もしかすると「筋トレを続けるには!?」みたいなノリなのかもしれない。つまり、なんらかの目的(PV? 承認? 広告収入?)があって、その手段であるブログを書くこと自体は面白くないことだという認識なのかもしれない。「1日n記事書く」みたいなノルマを課してる人もいるみたいだし、やっぱ筋トレなのかも。まぁその手のブログって感覚があわなすぎて面白くないんだよな……

とにかく初心にかえろうという感じ。

プラチナ(PLATINUM) プレピー クリスタル PSQC−400 細字 #4 クリスタル│万年筆 万年筆本体 - プラチナ万年筆

プラチナ万年筆

5.0 / 5.0

プラチナ万年筆 万年筆インク吸入器 コンバーター コンバーター-700#9 - プラチナ万年筆

プラチナ万年筆

4.0 / 5.0

プラチナ万年筆からプレピー万年筆という300〜450円の万年筆が出てて激安。この手のものの走りといえば PILOT の kakuno があるが、それの半額以下という価格設定になっている。もはやコンバーター(任意のインクを使うためのパーツ)のほうが高い…… インクカートリッジも1つ付属しているので、もちろんコンバーターなしでも普通に買ってすぐ使える。

(Amazon のリンクを貼ってるけど文房具はヨドバシのほうが安いし正確なので買いやすい。)

しかし書き味は全く問題なくて、すらすらかける。というか自分の試した限りだと kakuno よりよかった。この価格帯はあたりはずれがあると思うので一概にはいえないけど、あたりはずれがあるとしたら1本あたりの価格が安いのは余計にありがたいポイントだと思う。

さらにスリップシール機構というインクが乾きにくいキャップになっているのが大きなポイント。万年筆は1ヶ月ぐらい放っておくと乾いてしまって使えなくなるんだけど、乾くまでの時間を大幅に長く、1年程度にしてくれる。ときどきしか使わないけど万年筆を使いたいみたいなユースケースなら、この機能がついてないと厳しい。

完全な透明軸であるクリスタルモデルは細字(F)しかないけど、軸に色がついてるタイプはほかにたくさん出ている。クリスタルモデルは軸への印字が少し少ないのもポイントで、デザイン的に邪魔に感じにくい。

対 kakuno での比較だと負けてるポイントがひとつもないと思った。

  • 安い
  • スリップシール機構

ゲルインクボールペンとか水性ボールペンのほうが総合的には便利だけど、書き味は万年筆のほうが本当に良いんだよなぁと思う。まぁ筆記用具あんまり使わないんだけど