近くに19時30分までやっている耳鼻咽喉科があり、定時後すぐに行けば平日でも大丈夫だし、そこの医院のサイトが面白いこともあって、春に一度いって、少し前にまた行ってきたのだけれど、他の医院とちょっと違う感じがして面白かったので紹介したい。

ここはカルテが完全に電子化されているらしく、問診は先生がキーボードを使って入力 (ただしタッチタイピングというわけではない) していて、全くペンを使っておらず、僕はカルテは紙に謎の筆記体で書く決まりでもあるんじゃないかと思っていたのでそこでまずびっくりした。今どきこういうものなのかなという気もするけど、僕が行ったことのある医院では電子カルテは初めてだった。

春に行ったとき (そのときは咳がひどくて行った) 一番びっくりしたのは、問診していたらいつのまにか内視鏡を入れられているという体験で「ちょっと見ますよ」「鼻の奥ちょっと麻酔かけるね」「ちょっと気持ち悪いかもしれないけど我慢してね」とか言っている間に鼻から喉までさっさと入れて撮影してすぐ抜く、というものだった。その後は撮影した画像をこちらに見せながら説明してくれるので興味深い感じだった。

少し前も喉の調子が悪くて行ったのだけれど、一通り先生が見たあと、今回は口から内視鏡を入れて喉を撮影された。この内視鏡の撮影データはカルテと連動しているらしく、前回撮ったものも見せつつ「鼻は前回と同じ」「喉は今回こんな感じ」という説明をされて、面白かった。

診察自体とは別に、電子カルテの処方箋のUIもなんとなく見ていたのだけれど、薬の名前を「最初の一文字」「次の一文字」とインクリメンタル検索していっていて、素人考えだと「症状から適応する薬を探す」っていうUIが正しいんじゃないかと思うのに、その症状との対応付けは医者の頭の中にあって、あとは高速に薬の名前から検索できれば良いのだなーと、ターゲットによって変わるUI設計について思いを巡らせた。

先生は普通のおっさんなので情報化されたもろもろとのギャップが面白いし、待合室も綺麗だし、僕がいった感じだとそんなに混んでもいないので耳鼻咽喉科として普通にいいなという感じでした。

最近、雑誌原稿やら、社内のドキュメントやら、日記やらで、文章を上手く書けるようになりたいとしみじみ思うことが多いものの、どうやったら上手くなるのかサッパリわからず、とりあえず即座に解決できるようなことでもないし、なんか心がけというか、小さな発見をしたいのだけれど、漫然と書いていても発見があるわけでもないし、あんまり気にしすぎて書くこと自体が嫌になるのも駄目だしで、困った感じです。

何か文章を書くコツが書いてある本でも欲しい気がする。

2週間ぐらい体調悪いのが続いていたけれど、ようやく元に戻りつつある。とはいえ喉の調子が相変わらず悪い。花粉症になっても喉がおかしくなるし、風邪ひいても喉がおかしくなるし、なんかアレなんじゃないだろうかと思うけれど、一方その間一週間ぐらい全く下痢にならないみたいなこともあったりして (今日激しく下痢をした)、あっちを立てればこっちが立たない的な心持ちになったりしています。

休日、体調悪くて出掛けないで寝ているみたいなのがあったので写真のストックがあまりないし、日記を更新するのを忘れがちです。

頻出ワード、例えば「なんか」「そういえば」「思う」「気がする」「感じ」あたりを使用禁止にして日記を書いたら良くなったりしないかな。読み返しをしていると、自分の書く文章の頭の悪さに辟易することが多い。これは実際頭が悪いので、それが単に文章に表われてくるというだけなのだけれど、取り繕えるなら取り繕いたい。