関東の神社巡りは非常にコストパフォーマンス (金銭というよりも時間的コスト) が悪くてめげる。大きな神社がそもそも少ないし、あっても行くのに時間がかかるとか、最寄り駅から遠いとかということが多い。

関東の神社はほんとに「神社神道」という感じで、古代のアニミズム的な感じが非常に薄い感じを覚える。例えば磐座みたいなのがないとか、そもそも鎮守の森さえ大してないみたいなことが多い。あるいは神仏集合の名残りが強かったり、七福神を習合して祭っていたりするし、建築にしても装飾として仏教的な彫刻があることも多い。

自分が神社に求める効果と、神社が提供している効果がマッチしていない感じがそこそこある。自分は神様ないし神様の御利益とやらは大して信じていないので、神社に求めるのは直接的御利益ではなくて、自分をみつめなおす適当に静寂な環境あるいは、神頼みぐらいしかしようがないストレスの受け口・ツールとしての「神様」ではないかと思っているので、そういった環境の演出を求めているんだけど、あまりそのようなところがない。

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