AVR のビルドツールといえば Arduino.app 1.6.5 に含まれているのでそれ使うのが一番楽だけど、この avr-gcc は 4.8.1 で、ちょっと古い。だんだん試行錯誤が嫌になって C++ で書きたくなってくると、どうせなら C++14 で書きたいと思うのが人間でしょう。

http://www.nongnu.org/avr-libc/user-manual/install_tools.html

このページを見ながら最初から順番にやれば、基本的にはできる。

注意点は

  • avr-libc 1.8.1 と gcc 5 系の組合せだと一見ビルドがうまくいったようにみえて、実際はリンクできない
    • svn head を使うこと
  • ちまたの avr-size には AVR 用のパッチがあたっており、binutils には含まれていない
    • 別途あてる必要がある


ということをやるビルド用のスクリプトを OS X 向けにかいた (依存のインストール用に homebrew が必要)

それなりのマシンで全部ビルドにするのに30分〜40分ぐらいかかる。

  1. トップ
  2. tech
  3. OS X で avr-gcc 5.3.0 をビルドする
▲ この日のエントリ