• Type-C コネクタ
  • 25MHz / 32.768 kHz 水晶つき
  • NRST / BOOT ボタン

裏面に WeAct と書いてあった。

何もせずそのまま USB に繋ぐとシリアルポートとして認識される。

Bus 020 Device 025: ID 0483:5740 STMicroelectronics STM32 Virtual ComPort 
00:01:10,04012019
VrefintAdc: 1.2133V
TempSensorAdc: 24.75C
FlashID:0 ERROR!

こういう出力がずっと流れている。

プログラム方法

この MCU は System Memory という領域を持っており、ブートローダーが最初から書きこまれている。詳細は AN2606

USB 経由で DFU するには、基板上の BOOT0 を押しながら、NRST を押せば良い。

Bus 020 Device 008: ID 0483:df11 STMicroelectronics STM32  BOOTLOADER  Serial

として認識される。

platformio

https://docs.platformio.org/en/latest/boards/ststm32/blackpill_f401cc.html

blackpill_f401cc というのがある。たぶんこれなので、一旦これで試す。

platformio init --board=blackpill_f401cc

残念ながら mbed framework が使えないみたいなので、一旦 arduino でいく src/main.cpp

#include "Arduino.h"

#ifndef LED_BUILTIN
#define LED_BUILTIN 13
#endif

void setup() {
	pinMode(LED_BUILTIN, OUTPUT);
}

void loop() {
	digitalWrite(LED_BUILTIN, HIGH);
	delay(500);
	digitalWrite(LED_BUILTIN, LOW);
	delay(500);
}
pio run

.pio/build/blackpill_f401cc/firmware.bin ができるので、BOOT0 を押しながら NRST を押し、USB DFU モードにする。この状態で dfu-util で書きこめる。

dfu-util -d 0483:df11 -a 0 -s 0x08000000:leave -D .pio/build/blackpill_f401cc/firmware.bin 

mbed のカスタムボード定義

とりあえず mbed のほうが好みなので mbed を使えるようにしてみる。こういうことするとハマりやすいのであまりよくないが…

403 Forbidden に従いながらカスタムボードを定義する。

platformi.ini

[env:f401cc]
platform = ststm32
board = f401cc
framework = mbed
build_flags = -I$PROJECTSRC_DIR/TARGET_F401CC

boards/f401cc.json

# https://github.com/platformio/platform-ststm32/blob/develop/boards/blackpill_f401cc.json をコピペ

custom_targets.json https://github.com/ARMmbed/mbed-os/blob/e1c3de649dd9c16d9548f73b4bbb71858af904f7/targets/targets.json#L4834 から抜き出してコピペ

{
	"F401CC": {
		"inherits": ["FAMILY_STM32"],
		"core": "Cortex-M4F",
		"default_toolchain": "GCC_ARM",
		"extra_labels_add": [
			"STM32F4",
			"STM32F401",
			"STM32F401xC",
			"STM32F401VC"
		],
		"supported_toolchains": ["GCC_ARM"],
		"device_has_add": ["MPU"],
		"device_name": "STM32F401CC"
	}
}

cp -r ~/.platformio/packages/framework-mbed/targets/TARGET_STM/TARGET_STM32F4/TARGET_STM32F401xC/TARGET_DISCO_F401VC src/TARGET_F401CC

#include "mbed.h"

DigitalOut led(PC_13);

int main() {
	for (;;) {
		led = 1;
		wait(0.2);
		led = 0;
		wait(0.2);
	}
}

これで pio run が走って .pio/build/f401cc/firmware.bin ができるはず。

time dfu-util -d 0483:df11 -a 0 -s 0x08000000:leave -D .pio/build/f401cc/firmware.bin 

で書きこみ。

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別表第35とかに出てくる「標準符号化試験信号」の生成について調べた。

擬似信号発生器は、標準符号化試験信号(ITU-T勧告O.150による9段PN符号)を発
生させる。
と書いてある。

ITU-T O.150 は n 段(stage)のシフトレジスタで構成されるテスト用の疑似乱数列について定義している。n段の符号はnビットのシフトレジスタに対応する。

具体的な生成方法は wikipedia の LFSR を読むのがわかりやすい。

9段のPN符号

「4.1 511-bit pseudo-random test pattern」となっているところが9段のもの。

「The pattern may be generated in a nine-stage shift register whose 5th and 9th stage outputs are added in a modulo-two addition stage, and the result is fed back to the input of the first stage. The pattern begins with the first ONE of 9 consecutive ONEs.」と文章で書いてある。

5th and 9th と書いてあるところが帰還多項式に対応しており、この場合

になる。また初期状態も定められており、全ビット1から初めるとしている。

JavaScript での実装

以下のような任意のビット数(ただし32ビット以下)の LFSR のコードを書いた。全ビットが0でない限りは最大周期で全ての状態が出現する。

/**
 * Linear-feedback shift register
 *
 * reg: n bits register state
 * n: Bits(n) (up to 32bits)
 * taps: feedback polynomial (eg. x^16 + x^14 + x^13 + x^11 + 1 => [16, 14, 13, 11])
 * ref. https://en.wikipedia.org/wiki/Linear-feedback_shift_register
 */
function LFSR(reg, n, taps) {
	const mask = n === 32 ? (-1>>>0) : (1 << n) - 1;
	reg &= mask;

	const bit = taps.
		map( (tap) => reg >> (n - tap) ).
		reduce( (r, i) => r ^ i ) & 1;

	return ( (reg >>> 1) | ( bit <<  (n-1) ) ) & mask;
}

const start = 511;
let lfsr = start;
let period = 0;
do {
	lfsr = LFSR(lfsr, 9, [9, 5]);
	console.log('output:', lfsr>>(9-1), 'internal:', (lfsr | (1<<9)).toString(2).slice(1));
	period++;
} while(lfsr !== start);
console.log('this feedback polynomial period:', period);
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ちょっと困ったことが起きており、一昨日からワンオ… | Fri, Oct 11. 2019 - 氾濫原 書いてからワンオペしてたがとりあえず終わった。

入院する前、調子を崩して家にいる状態だと、保育園から毎日毎日「何の病気なのか」と聞かれ続け、知らねーよ判ったら苦労しねーよと内心苛立っていたが、とりあえずそれがなくなってストレスは一つ減った。

生活品を届けにいったとき先生から説明をうける。ハッキリ原因がわからないので、安全な治療からはじめて、それがいつまでにうまくいかなかったら次はこうする、という方針を聞く。洒落ためがねをしていて頭が良さそう(医者なんだからもちろんそうなのだが、その上で)とぼーっと考えていた。

運悪く、保育園の弁当を持ってこいイベントが発生間近であり、まぁ冷凍食品のからあげを詰めたり、梨を剥いて詰めたりしてしのいだ。からあげは大変好評であった。

その間に台風19号があって避難したりして、なかなか面倒に。一人親の苦労ってのは責任が単一にかかるってのもあるよなあとか、大人が一人だけだと満足にトイレもいけないなとかいろいろ考えさせられる。子どもが5歳で良かったとか、近くに (妻方の) 親戚がいたので助かったとか思った。

台風後に子どもが発熱。幸い機嫌は良く、一日経ったら解熱して問題なかった。

病院は12歳以下の面会はお断りなので、あまり子どもをつれてお見舞いにいくという感じではない。そういえばと思ったのでテレビ電話で通話。子どもは喜んでたみたい。テクノロジー。

洗濯物は仕舞うのが面倒なので山積みにして (山になるほどではないが)、宝探しだぞと子どもに探させた。割と楽しくて一石二鳥

週があけて入院診療計画書が渡された。事前に主治医から聞いた内容が文書になった感じ。週単位の入院計画でなかなか暗い気持ちにはなる。

と思ったら翌日に、経過がよければ次の週末に退院の予定となる。一回説明するから来てくださいと言われたので (必要なの?とは思いつつ) 早退して聞きにいった。部屋で座って説明されることになって、重病なのか?と不安になったがそういうわけではなく、ものすごく丁寧な先生というだけだった。紙に図解付きで明確に説明されるので、資料作りながらプレゼンしてる感じですごいな〜と考えてた。