Category thinking.

分かりやすいけど間違った説明 (概要はつかめるかもしれない) でわかった気になるのと、正確だけど冗長な説明 (分かりにくいかもしれない) はどっちがいいんだろう。


A: 正確だが冗長ではなく分かりやすいのがいい。

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話すとき、いろんなことを前提にして話すけど、前提が違うともう面倒くさい。

普通の人たちに「じゃあ私はウェブデザイナーになるわ!」って言ってもどこが笑いどころ以前に意味がもうわからないだろう。

もちろんそれに限らない。他にも Web2.0 とか、ツンデレとか、わたなべさんとか、ドギャーンとか、そういう既に頭に最優先で浮かんでくることが殆ど通じない相手っていうのはすごく話をし難い。

逆の場合もある。俺に対して雑誌とか、流行のドラマ・俳優・アイドルの話をされても殆どわからない。こういうのはすごく居心地が悪い。


あるいは前提がそもそもいまいちわからない場合もよくある。何に反応をするか、どこまでのネタが可とされるかっていうのを一人ひとり確認しなければならない。俺が時々よくわからない発言をするのは、そういう確認の意図が少しある。

例えばネットワークゲームのギルドなんかだと、誰がどういう「前提」を持っているか、殆どわからない。

RO のときのギルドは少人数から始まり、長い期間をかけて人が増えていったので (ついでに俺自身が「時期」の中にいたのもある) だいたいどういう人がどういう前提をもっているかっていうのを、キャラ名・サブキャラ名も含めて覚えている。こういう場合は特に問題がない。

でも今の mabinogi のギルドは初期~中期の数名ぐらいしか前提を確認していない (しかもちゃんとじゃない)。というかできない。ろくにログインしてないのもあるし、人数が多いのもある。後になるともう誰が誰のサブキャラかもわからない (いちいちフレリストで確認してる)。

こういうところで発言するのは難しい。普通の「雑談」がしにくいのだ。ネットワークゲームにおいては、ゲーム内容についての話があるから、見かけ上の発言数は多いのだけれど、普通のコミュニケーションは殆どないといってもいい。スキルがどうとか、狩場がどうとかという業務的な話になる。十分だと思うかもしれない。でも十分とは思えない。空っぽで誰と話しているかわからないのは気持ち悪い。誰かがそこにいる感じがしないのは気持ち悪い。

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何か考えたりするとき、何か書いたりするとき、いつも (いまも) 頭の中の批判中毒者と戦っている。(戦っている、だってよ、そんな大したことじゃないだろう)

批判中毒者はとにかく否定することを考えている (そんなことはないお前がいい方向になるようにしているんだ)。どんな些細なことでも、つつけるならつつく (勝手な想像で語らないでもらいたい)。時には悪いことじゃないことを悪いように言い直して否定する (悪いことじゃないことなんて自分では思っているんだな)。とにかく俺が言うことは全部否定しないと気がすまないのだ (まぁ実際君は全てにおいて間違っている)。最終的には個人的な攻撃であったりもする (こいつ独り言激しいwwwテラワロスwww)。

頭の中にいる批判中毒者は一人じゃない (おいちょっときてみろよ)。たくさんいる (なになに)。それら全てがいろんな視点からとにかく否定する (うわ頭悪い。ついでにどうせオタクだぜ。あぁどうせモテないな。友達もいないわよ。そもそも生理的に苦手wwww)。


でもこいつらは結局、俺の想像上の、頭の中にいるだけのものだ。実際にはもっと否定が多い。思いつく限りの否定を並べても、現実の匿名よりは全然少ない。

想像できる限りの気持ち悪さよりももっと気持ち悪い人たちがいる。

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