こんな日は女生徒でも読んで寝ます……

久しぶりに読んでみたら乃莉さんが想像される…… 乃莉さんと結婚したい!

珊瑚樹の青い葉が窓から覗いていて、一枚一枚の葉が、電燈の光を受けて、強く輝いている。空には星がキラキラ。なんど見直しても、キラキラ。

あれ、こんな文あったのか…… と思うことが多々ある。何度読みかえしても発見がある。いつも思うのだけど、本をたくさん読むより、好きな本をもっと深く読みたいと思う…… もちろんたくさんを、深く読めるにこしたことはないけれど、あんまり文章読めないからなぁ……

庭の向こうの原っぱで、おねえちゃん! と、半分泣きかけて呼ぶ他所の子供の声に、はっと胸を突かれた。私を呼んでいるのではないけれども、いまのあの子に泣きながら慕われているその「おねえちゃん」を羨しく思うのだ。私にだって、あんなに慕って甘えてくれる弟が、ひとりでもあったなら、私は、こんなに一日一日、みっともなく、まごついて生きてはいない。生きることに、ずいぶん張り合いも出て来るだろうし、一生涯を弟に捧げて、つくそうという覚悟だって、できるのだ。ほんとうに、どんなつらいことでも、堪えてみせる。

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