日本人の9割が知らない遺伝の真実 (SB新書) - 安藤 寿康

安藤 寿康

3.0 / 5.0

読んだ。急いで書いた感が文面から伝わってくる (全体的にちょっと雑な印象がある)

そんなにものすごい発見があるかっていうとそうでもない。

  • 人には遺伝子的に向き不向きがあるし、これは覆らないよ
  • 遺伝子ガチャは割と公平だよ (親がどっちも頭悪くても子どもが頭良くなるケースはあるよ)
  • 努力しないと素養は発揮されないけど、向いてないこと努力しても無駄だよ (どこで判断するの?)

遺伝子は変えれないので、主観的には努力すれば報われると考えがち。これはバイアスなので、適切に現状を認識しましょうって感じ。向いてないものは向いてない。

教育面から

親ができることは、遺伝的な素養を十分に発現させる環境とすること。そのためには選択肢をたくさん用意すること。得意そうなことにブレーキをかけないこと。

選択肢が十分にある状態であれば、長期的には「どんな親かということが、子どもの個人差にはほとんど影響がない」。非共有環境 (ともだち関係とか) の影響は置かれる環境が変わるとすみやかになくなるので、良くなさそうな環境はすぐに変えること。

12歳以降は脳の発達はほぼ終わっているので大人として扱うこと。

個人面

『仕事』全般に向いてないのでベーシックインカムはやくなんとかして。

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