まず

sudo raspi-config

で desktop がデフォルトで起動するようにしておく

Chromium などをパッケージからインストール

sudo apt-get install chromium x11-xserver-utils unclutter

しかし、apt から入る chromium のバージョンが古すぎる (22) のでなんとかしたい。(あとから)

pi@raspberrypi ~ $ chromium --version
Chromium 22.0.1229.94 Built on Debian 7.0, running on Debian 7.8

~/.xsessionrc

# タッチスクリーン軸補正
# GUI ログインにすると xinitrc が読まれないので書いておく
DISPLAY=:0.0 xinput -set-prop "ADS7846 Touchscreen" "Evdev Axis Inversion" 1 0

# マウスカーソルを消す
unclutter -idle 15 -root &

# 画面のブラックアウトをやめる
xset -dpms &
xset s off &

# kiosk モードかつシークレットモードで chromium を起動する
exec chromium --kiosk --incognito http://www.google.com

incognito (シークレットモード) にしておくとセッション復帰とかされないので面倒なことがない。

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  3. Raspberry Pi で Chromium (Google Chrome) を Kiosk モードで起動する

http://www.wvshare.com/product/3.2inch-RPi-LCD-B.htm これっぽいものを ebay から買ってみた。2000円ぐらい http://www.ebay.com/itm/181663639529


320x240 WaveShare SpotPear V3 Touch panel control chip XPT2046 というやつ。ピクセル数的にものすごく解像度低いがとりあえず液晶を試してみたかった。

表示するまで

基本的には https://github.com/cdario/waveshare-3.5-Spotpear-for-Rpi これの通りするのだが、一部手順が古いためハマる。

fb0 -> fb1 に (HDMI からTFT側に)

sudo vi /usr/share/X11/xorg.conf.d/99-fbturbo.conf

FBTFT kernel module を使えるように firmware update をかける。ちなみにLinux のカーネルバージョンが4系になる。SPI の DMA 転送が有効化される。

sudo REPO_URI=https://github.com/notro/rpi-firmware rpi-update

これは 50MB ぐらいダウンロードする。が https://github.com/notro/rpi-firmware から前もって Download Zip したやつを使うこともできる。notro-rpi-firmware-master.zip としてファイルをダウンロードして、ローカルネットワーク内から scp で転送しておいたとする、そのうえで

unzip -d "/tmp/rpi-firmware"  notro-rpi-firmware-master.zip 
sudo FW_REPOLOCAL="/tmp/rpi-firmware/rpi-firmware-master" SKIP_DOWNLOAD=1 rpi-update

とすれば良い。

/etc/modules に追記

spi-bcm2708

fbtft_device name=waveshare32b gpios=dc:22,reset:27 speed=48000000

waveshare32b width=320 height=240 buswidth=8 init=-1,0xCB,0x39,0x2C,0x00,0x34,0x02,-1,0xCF,0x00,0XC1,0X30,-1,0xE8,0x85,0x00,0x78,-1,0xEA,0x00,0x00,-1,0xED,0x64,0x03,0X12,0X81,-1,0xF7,0x20,-1,0xC0,0x23,-1,0xC1,0x10,-1,0xC5,0x3e,0x28,-1,0xC7,0x86,-1,0x36,0x28,-1,0x3A,0x55,-1,0xB1,0x00,0x18,-1,0xB6,0x08,0x82,0x27,-1,0xF2,0x00,-1,0x26,0x01,-1,0xE0,0x0F,0x31,0x2B,0x0C,0x0E,0x08,0x4E,0xF1,0x37,0x07,0x10,0x03,0x0E,0x09,0x00,-1,0XE1,0x00,0x0E,0x14,0x03,0x11,0x07,0x31,0xC1,0x48,0x08,0x0F,0x0C,0x31,0x36,0x0F,-1,0x11,-2,120,-1,0x29,-1,0x2c,-3

/boot/cmdline.txt を変更

dwc_otg.lpm_enable=0 console=ttyAMA0,115200 console=tty1 root=/dev/mmcblk0p2 rootfstype=ext4 elevator=deadline rootwait fbtft_device.custom fbtft_device.name=waveshare32b fbtft_device.gpios=dc:22,reset:27 fbtft_device.bgr=1 fbtft_device.speed=48000000 fbcon=map:10 fbcon=font:ProFont6x11 logo.nologo dma.dmachans=0x7f35 console=tty1 consoleblank=0 fbtft_device.fps=50 fbtft_device.rotate=90

ここまでやって reboot すればTFT側に表示がでる、はず。

タッチパネルを有効にする

書いてある通りパッケージをいれる。

sudo apt-get -y install xinput evtest libts-bin
wget http://adafruit-download.s3.amazonaws.com/xinput-calibrator_0.7.5-1_armhf.deb

sudo dpkg -i -B xinput-calibrator_0.7.5-1_armhf.deb
sudo rm /usr/share/X11/xorg.conf.d/99-calibration.conf
sudo reboot


/boot/config.txt に追記。XPT2046ADS7846 (-> TSC2046) 互換の中華コントローラらしいので ADS7846 を指定したらいいっぽい?

dtoverlay=ads7846,speed=1000000,penirq=17,swapxy=1

/etc/X11/xinit/xinitrc に追加 (軸補正)

DISPLAY=:0.0 xinput -set-prop "ADS7846 Touchscreen" "Evdev Axis Inversion" 1 0

startx

dpi が恐しく低いので指定して起動したほうが良い。とはいえフォントサイズしか変化しないので、アイコンとかはデカいまま。

startx -- -dpi 60

タッチパネルキャリブレーションは以下でできるが、結果を conf に書いておかないとreboot時に失われる。

DISPLAY=:0.0 xinput_calibrator

備考

タッチパネル座標と画面座標をあわせるためには

  • /boot/cmdline.txt の fbtft_device.rotate=90
    • reboot 必要
  • /boot/config.txt の swapxy=1 (と rotate=...)
    • reboot 必要
  • "Evdev Axis Inversion" 1 0
    • X が起動していれば xinput -set-prop は即時反映されるので reboot いらない

あたりをしっかりする必要があるが、これが結構面倒で試行錯誤した。とはいえあんまりパターンがあるわけではないので適当にやれば良い。

links

ref. https://github.com/cdario/waveshare-3.5-Spotpear-for-Rpi
ref. https://github.com/notro/fbtft/issues/215
ref. http://www.circuitbasics.com/setup-lcd-touchscreen-raspberry-pi/
ref. http://www.circuitbasics.com/raspberry-pi-touchscreen-calibration-screen-rotation/

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  3. Rasberry Pi で使える2000円ぐらいのTFT液晶モジュール

http://32bits.io/Arturo/ を使うといいっぽい。ino というコマンドがあったがメンテされてないので ano というフォークができたらしい。

使いかた

$ ano init

すると新規プロジェクトができる。

既存プロジェクトの場合、.ino ファイルは src ディレクトリ以下に入っている必要がある。

$ ano list-models
         yun: Arduino Yún
         uno: [DEFAULT] Arduino Uno
   diecimila: Arduino Duemilanove or Diecimila
        nano: Arduino Nano
        mega: Arduino Mega or Mega 2560
     megaADK: Arduino Mega ADK
    leonardo: Arduino Leonardo
       micro: Arduino Micro
     esplora: Arduino Esplora
        mini: Arduino Mini
    ethernet: Arduino Ethernet
         fio: Arduino Fio
          bt: Arduino BT
  LilyPadUSB: LilyPad Arduino USB
     lilypad: LilyPad Arduino
         pro: Arduino Pro or Pro Mini
    atmegang: Arduino NG or older
robotControl: Arduino Robot Control
  robotMotor: Arduino Robot Motor
       gemma: Arduino Gemma

で対応モデル名が出る。

nano 向けにビルドするにはオプションをつける。

$ ano build -m nano --cpu atmega328

アップロード(書きこみ)する場合は build を upload に変えて、-p でシリアルポートへのパスを指定する。ポート指定をつけないと勝手に推測して書きこもうとするが、意図せず違うデバイスに書きこむのを避けるためにも絶対に指定したほうが良い。

.ino とかやめたい場合

.ino はほぼ cpp だが include とかがないというなんか中途半端な状態のファイル型式になっている。

ano preproc src/sketch.ino をすると cpp の完全な形で吐いてくれるので、これを src/sketch.cpp として保存して .ino を消しさっても問題なくビルドできる。

ビルドプロセス

ちなみにおおまかなビルドプロセスは https://www.arduino.cc/en/Hacking/BuildProcess に書いてある

Arduino IDE はヘッダファイルなどのパスを解決しつつ .ino を .cpp に変換(ちょっと足すだけ)して avr-gcc している。

setup() と loop() の定義:
Arduino.app/Contents/Java/hardware/arduino/avr/cores/arduino/Arduino.h

HIGH とか LOW とか定数定義マクロもここに書いてある。
型のエイリアスもここで定義してある。

実際に実行している場所
Arduino.app/Contents/Java/hardware/arduino/avr/cores/arduino/main.cpp

よくある main ループ。

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  3. Arduino のスケッチをコマンドラインからビルドする

いっぱいUSBシリアルを繋いでいるとどれがどれだかわからなくなる。

一旦ケーブルをはずして以下のワンライナーを実行する。

ruby -e 'print "Connect Arduino and type RET ";"/dev/tty*".tap{|x|proc{|a,_,b|puts b-a}[Dir[x],gets,Dir[x]]}'

Arduino を繋いで RET を押せば新規に接続されたやつが表示される

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  3. どのシリアルポートが手元の Arduino かわからんよ!

eBay 見つつ、電子部品を PayPal で決済しようとしたらカード会社側で決済を拒否というエラーがでた。

最近、中国からの商品を買いまくっていたので、誤検知かと思っていて、翌日電話しよう、と思った矢先、「【重要】楽天カードから緊急のご連絡」というメールを受信し、それには至急電話しろと書いてあったので、とりあえず電話してみた。

電話はなかなか繋がらなかった。

で、話を聞くと、どうやら本当に不正利用の形跡があったらしく、身に覚えのないカナダとアメリカのサイトで(いずれもエラーだったようだが) 与信のリクエストが飛んでいたらしい。つまり PayPal とか中国とかは関係なく、誤検知ではなかった。

ということでカード再発行になってしまった。1週間から10日ぐらいかかりますとのことだが、電気・水道・ケータイ・VPSなどインフラ支払いをこのカードでやっていたので大変大変面倒くさい。

よかったところ

  • 当日18時、19時の不正利用に対し少なくとも23時ぐらいには既にカード停止になったところ
  • 23時50分ぐらいに前述のメールがきたところ (こちらから電話しないとかかってくるらしい)
  • 途中、電話代がかかるので向こうからコールバックするとう申し出があったところ
  • 話がスムーズだったところ

わるかったところ

  • そもそも不正利用されたことが大変遺憾。
  • それなりに気をつけてるつもりだったので、心あたりは全くない。

思うところ

不正利用モニタリングの精度が高くてすごいな、と思った。ちょいちょい海外通販してるけど、特に不正利用検知とかされたことがなくて、モニタリングしていないんじゃないかと思っていたが、しっかりされてたみたい。

直近2日ぐらいの利用履歴を口頭で確認させられるので、細かいの買いまくってると面倒くさい。たまたま PayPal の決済履歴画面を開いていたのである程度スムーズだった。あと、直近でDMMで動画買ってなくてよかった。

新しいカード届いた

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  3. クレジットカード(楽天カード)の不正利用の話