WAF の設計方法
結局、アプリケーション (not Web App = WWW 非依存) なものを Web っぽい部分とつなぐ Dispatcher (Router) があればよくて、あとはおまけっぽいので、HTTP::Engine + Router で WAF っぽい部分は終わりになるような気がした。
と書いたのですが、あれを書いたときから、「そうだろうか?」というのを薄々と思っていました。Web + App ではなく、WebApp にしてしまうのもいいんじゃないかということについてです。
Web + App は大人気 Sinatora もそういう考えっぽいですが (誤解しているかもしれません)、Web というのが App へのインターフェイスの一つにすぎず、例えば CLI + App という組み合せもあるし、Desktop GUI + App という組み合せも考慮されています。ロジックのテストはしやすそうでいいですね。でも、もっと富豪的でもおこられないんじゃないかなぁとも思うのです。
WebApp の場合、Web (というより HTTP) を唯一のインターフェイスとして提供し、例えば CLI だろうが GUI だろうが、HTTP を仲介するようにします。HTTP + App, CLI → HTTP + App, GUI → HTTP + App。これは例えば GAE だと、そもそもこういう方法をとることしかできません。Cron も HTTP で特定のURLが叩かれるだけです。ユーザ向けAPIみたいなのがだいたいのサービスでありますが、それをアプリケーションのオーナーまで権限を拡張しているような感じです。
これは一昔前のシェルに入れない CGI サーバみたいな趣きがあって古い気もしますが、こうすると Web + App に比べていくつか楽をできるようになります。「楽」とは違うかもしれません。自然と良い方向にアプリケーションが進化する、という感じでしょうか。
- バッチ処理だろうがなんだろうが、専用の CLI 環境みたいなのを考えなくても、他のハンドラと同じように書ける
- 自然と結合テストを書くようになる
- Web + App にすると App のまでのテストは書いても、Web 側の結合テストを怠りがち
- 最終的にユーザがみるのは Web なインターフェイスなのだから、ちゃんと書かないとだめ
- Web + App にすると App のまでのテストは書いても、Web 側の結合テストを怠りがち
- 自然と API に必要な機能が揃う
- CLI から叩こうと思ったとき必要な機能が勝手にできる
一方、微妙なところもあります
- バッチ処理しかしないサーバーでも HTTPD を立ち上げてることになる
- 各ハンドラだけの実行をしにくい
- テストが遅くなりがち
この辺はフレームワークでモックリクエストを充実させたら解決できます、というかちゃんとしたモックリクエストの仕組みがテストのために必須です。
[めんどくさくなったのでまた考えて追記する]