日常的に満員電車に乗ったりするのはもうほんとまっぴら御免だし、あるいは週末に外に出れないような精神状態になるのも同じようにまっぴら御免なので、そういった僕が考える「健康で文化的な最低限度の生活」を維持しつつ、他の問題のことをも同時に解決するには、東京に住むというアイデアはコスト的にありえない、という見解です。

ジェーンと文乃さんには共通していることがあって、何かというと、どちらも最初は実際にいたらちょっと嫌だなあと思わせておいて、しかしよくよく馴染んでみるとむしろ実際にいたら大変なことになるなあ結婚してくれ!、というように感じさせる点です。

勝ち負けとか本当にくだらないなあと思うし、世の中が良い方向に向かわないことは、最低限したくないなあと思ってはいる。 (何もしなければ何にもならないわけではなく、何もしないことをしているというのも問題にされるので、この程度の消極的なルールも、実行が極めて面倒だし、もはや守れていないルールではあります)

積極的に負けていこうというのは常々思っていることなので、(僕の価値観において) 良くないことをして、あるいは間違ったことをして、勝った気になっている人には、その通りそう思わせておけば良いし、負け側も、いつか勝つことを夢見るのではなく、ただ単に負けを受けいれても良いのだと思う。社会がそれを勝ちとするなら、それでいいでしょうし、もはや社会がそうなりたいと、すなわち、社会が良くないことを受けいれて、社会が良くない方向を進みたいと思うのなら、誰にも止められないですし、つまらない人類が自滅するなら、それはそれで、願ったり叶ったりであります。