ひたすらプラモデルを作ってる。
ここ数ヶ月、特に在宅保育してた期間にだいぶ参ってしまい、そしてまぁ Google Photos は本格的に壊れるし、そして壊れてもなんとかする気も起きず、他のプログラミング的なことをする気も全然起きずで
- 非常に短かい期間で
- あまり創作的なエネルギーを使わず
- 何らかの成しとげた感が得られる
ということをしたいなと思った。プラモデルある程度ちゃんと作るというのをしたことがなかったし、子どものころはやりたくてもあまりできなかったことの一つなので、結構楽しい。
エアブラシ
エアブラシの敷居がとにかく高くて、子どものころももちろん使ったことはなかったけど、最近は入門用というか、充電式コンプレッサつきの安いエアブラシなんかもあって案外敷居が低い。
最初は ↑これを買って使ってみてた。ちゃんと薄めれば吹けるし、全然悪いとは思わなかったけど、やっぱりちゃんとしたエアブラシを使ってみたいなと思った。
ということで、後述するコンプレッサーを買う動機の1つになるなとも思って、クレオスの定番エアブラシを買ってみた。
エアブラシ本体の違いが素人にわかるか?というとハッキリとわかる。
- 手入れがしやすい (磨いてあるおかげか汚れが落ちやすい??)
- レバーが軽いので指が疲れにくく、微調整しやすい
- 先端ネジの精度が良くスムーズ (安いのはパッキンが溶剤に弱いみたい)
あとはコンプレッサの違いで、安いのはどうしても圧力が低いのでサフを一気に奥まで吹いたりするのはきつい。
コンプレッサー
元々エアダスター用途や、あるいは単にコンプレッサーという代物が欲しいと思っていたけど、さすがに動機が弱すぎたので、エアブラシに使うという1つの用途が産まれたことで買うことができた。
買ったのは ASTRO PRODUCTS サイレントエアコンプレッサー 6L というもの。最高圧力 0.8MP、エアフロー 45/49L/min。エアツールを使えるコンプレッサーとしては 6L はかなり少ない容量だが、置き場的にこれ以上には厳しい。
エアブラシ用途では 6L は完全に十分。充填速度のほうが遥かに早いのでまずオーバーヒートすることはない。ダスター使うと数秒で 0.6MP まで圧力が落ちて再充填になるが、間欠で使えないことはない。
スペック的に騒音値は 60dB で、これはコンプレッサーとしては静かなほうだが (会話はできるレベル)、そうはいってもうるさいので防音箱も作った。
ちなみにエアブラシ用のコンプレッサーの定番は「Mr.リニアコンプレッサーL5」というもので、これは騒音値 50dB、最高圧力 0.12MP で、小型で24時間通電できるものだけど、値段的にはサイレントエアコンプレッサーとあまり変わらない。
エアブラシとコンプレッサーの接続
まず内径サイズが3種類ある
- 1/4 または L サイズ
- 1/8 または S サイズ
- PS(細)
(R はオスで外ねじ、Rc はメスで内ねじ。Rc 1/4 のように表記する。PT 1/4 は古い表記だが一緒の意味で、PT1/4内ねじ == Rc 1/4)
一般用のコンプレッサーの接続は 1/4 サイズのワンタッチカプラ(ハイカプラ) や 1/4 サイズの管用ねじが使われる。
エアブラシ本体 1/8 サイズが使われている。
PS(細) はクレオスだけで使われている。同梱のホースは PS(細) で、エアブラシ本体は 1/8、そして変換コネクタが付属する。
自分は PS(細) を混在させるとややこしいと考えたので
- コンプレッサ (カプラメス)
- (カプラオス) 1/4 ホース (カプラメス)
- (カプラオス・1/4 ネジ) レギュレータ・ドレンキャッチャ (1/4 ネジ・カプラメス)
- (1/4 1/8 変換) (1/8 ネジ) エアブラシ用 1/8 ホース (1/8 ネジ)
- (1/8ネジ) エアブラシ
という感じで繋いだ。レギュレータはコンプレッサ本体にもついているが、そっちは 0.4MP 固定にして、作業環境に近いほうにもう1つレギュレータ件ドレンキャッチャをつけて微調整できるようにした。
塗装ブース
安い塗装ブース、フル回転させるとうるさすぎるので、ステップダウンコンバーターをつけて電圧可変できるようにした。プラダンで排気用のダクトを保持するようにして、使うときだけ窓枠に挟んでる。
AFV (戦車とか) プラモデルの良さ
- 工程の出戻りが発生しにくい (塗装と組立がいったりきたりすることが少ない)
- 雑に作ってもどうせウェザリングやウォッシングするので気が楽
- 失敗が存在しない。何か欠けても味になる
基本的に、あらかた組立てたら、オキサイドレッドのサーフェイサを吹いたら楽しい感じになる。あとは足まわりとか奥まったところとかに黒をしっかり吹いてから、ベース色を軽めに吹いていくとそれっぽくなる。
サーフェイサ以外はラッカー塗料は使っておらず、タミヤの水性アクリル塗料を使っている。なのでサーフェイサ以外は塗膜が弱いのだけど、オキサイドレッドを吹いておくと、うっかり塗膜を擦って剥してしまっても錆っぽくなってごまかせる。
戦車はかっこいいし良いです。