数学や芸術家や哲学、そういうので有名な人物の話を聴いたり Wikipedia で読んだりするとなんかすごいこみ上げてくるものがあるというかなんというか。殆どみんなずっとずっと昔に死んでしまっているのに、今でもまだその人がどんな人だったか、みたいなことを考えている人がいて、誰かがそのことを伝えていて、これってものすごく気が遠くてすごいことだなぁと思う。

でもって、それと同時に、そういった「有名な」人に隠れて生きた脇役やエキストラがいて、その中にはクレジットにさえ入っていない人がいっぱい居て、みたいなことを考えると、そういったクレジットにのってない「つまらない普通の人」とされる人の話を聴きたくなる。よくわからんほどの人が今まで死んでるのに、名前なんて殆ど残りはしない。もしかしたらそういった人のミームは名前無しに伝わっているのかもしれないけれど。


それとは逆に、コンピュータ関連の偉大な人はまだまだ生きている人がいっぱいいる。C言語の開発者だって生きてる。生きているから、もしかしたら会えるかもしれない。会って話ができるかもしれない。そう考えるとドキドキする。「昔の人」じゃないから、そういう流れから入るコンピュータの歴史は結構面白い。友達の(失礼な)昔話を聴いてるみたい。

インターネットで数年ごたごたやってるうちに、すごい遠いなぁと思ってた人と会って話すことができたりして面白い。いやだって、こんなわくわくすることがあるだろうか?

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