文章に考えていることをまとめてみるプロセスが好きみたいだ。ふわふわ漂っている思考をまとめて一枚の紙にしていくような感覚だ。うまくできないけど、楽しいからいい。

大人達は手を叩き 夜が終わらないことを願う
秘密が一つ生まれそうな夜になる気がしていた
友達にならなきゃ 友達にならなきゃ 今すぐに

キャンプファイアーソングがホントに好きなんだよなぁ。自分はボーイスカウトをやっていたから、キャンプファイヤーは一時期毎年の恒例行事だったのだ。暗い中、炎の光だけで (キャンプ地は山奥というわけではなかったけれど、電灯なんかは全然なかった) さわいだりするのは、思い出すだけでわくわくするものだし、実際わくわくした。僕らみんな必ず「出し物」をしなくちゃいけなくて、「こんばんはーどなたですー」っていわれて、次の出し物はだれ?ってきかれる。なんだか書いているとファンタジーっぽい気がしてきて、そんなこと実際はなかったんじゃないかと思ってしまうけれど、たぶん本当にあったことなのだ。

キャンプファイアーを思い出すと、すごく落ちついて、いろんなものに優しくできる気がしてくる。

友達になろうよ 友達になろうよ 言えるかな?

次のだしものは僕の番か 風の名付け方法 披露しよう

数少ない友達の中でも、特に尊敬できるのは、一緒にボーイスカウトやっていた二人だ。片方は天然でちょっとずれてて、誠実。もう一人は回りをひっぱっていける、優しくて誠実なやつだ。彼らはおれを否定しないし、いろんなことを真剣かつ楽しくやろうとしている。回りの人達もそういうのを感じとっていて、彼らの回りには愛があふれている。あと会うたびに思うけど、なんでやつらには彼女ができないんだろう。普通にモテ系で性格もいいのにおかしい。回りの女性は見る目がなさすぎだ。まぁとにかく他にも、おれにはないものを持っている。こうやって文章にすると、こういう友達がいるおれがどれだけ恵まれているかがわかる。

次のだしものは あなたの番か 孤独の消し方を教えてよ

少し前 (ちょうど休学願だしたすぐあと) にそのうちの一人と飲んで話をしたとき (彼は既に就職している)、考えかたのベースがやたら似ているところがあって驚いた。そんなに考えかたの部分で会話をしたことはないし、ここしばらくは会ってすらいなかったのに、根幹の部分は同じなのだ。派生した部分は違うけど、なんか不思議な感じだった。そいつはリア充だけど、今はなぜかあまり羨ましいとは思わない (羨ましいなぁと思ったこともあったけれど、いつのまにか消えてた)。それでいい気がする。むしろ、絶対に幸せにならなければいけない人種だと思う。

友達になれたね 友達になれたね 良かったよ

彼らが幸せになれないならば、おれもまた幸せになれないだろう。それじゃ困る。すぐ逃げに走るおれになにができるだろう?

cite: キャンプファイアーソング / Good Dog Happy Men

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