LED電球のエネルギー変換効率(電力→光出力)は疑似白色LED(2波長)だと現在は最大で22%前後。残りは熱や不可視光などに変換される。10W 入れても 7.8W は熱などになる。またLEDに関しては電源回路 (電圧変換) が必要不可欠で、ここの効率も装置全体の効率にかかわってくる。ただ、電源の効率は最低でも80%ぐらいはあって、最高で98%ぐらいの効率。市場製品の電源回路がどの程度かはよくわからないが、ルーメン表記を見れば装置全体の効率は計算できる。

例えば以下の商品は、7.8W 810lm (電球色) / 7.3W 810lm (昼光色) となっている。電球色の場合の全体の効率は 103.8lm/W (15%)。昼光色の場合 110.9lm/W (16%)。

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3.0 / 5.0

なお白熱電球の場合のエネルギー効率は最大で3%程度。10W入れても 9.7W は熱などになる。LED はあまり赤外線(熱線)を含まないが、白熱電球は大部分が赤外線になる。

いずれにせよ発熱はある。「LED は電球部が発熱するんじゃない、電源が発熱するんだ!」とか言ってる人を見かけたけど間違いで、発熱で支配的なのはLEDそのもの。たぶん光に手をかざしても暖かくない (赤外線がすくない) ことを勘違いしている。LED は発熱しないイメージみたいなのを持ってる人もいて謎だけど、実際はかなり発熱するし、熱で劣化するのでどんな製品でも放熱には気をつかわれてる。



最も人間の眼で感度のある555nm単波長光(緑) で 683.002lm/W が理論上最大値。白色にするためには複数の波長を混ぜる必要があるので、実際の電球では遥かに効率は落ちる。

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フロントエンド界隈、適切な温度感をもった「案内役」みたいな人がいないんだよな。「この人の言ってることは間違いないので信じて良い」みたいな人がいない。なので自分で判断するしかない。

なんか偏ってるんだよな。不老不死でも信じてるのかってレベルで時間コストが無視される。人生は有限だ。

基本

Raspberry Pi 3 からはデフォルトで UART にシェル割当されなくなったので設定する必要がある。

sudo raspi-config

して、Advanced Options → A8 Serial → YES する。


または、enable_uart=1 を /boot/config.txt に書く。実際 raspi-config がやってることはこれだけ。

接続

接続は

  • GND / GND
  • #14 (TXD0) / RXD
  • #15 (RXD0) / TXD

と繋ぐ (左が Raspi、右がシリアルアダプタなど)

115200 baud

接続後

シリアル経由だと自動的にターミナルサイズが伝わらないので、

stty rows 60 cols 300

とかすると良い。

TERM も適当に設定する

export TERM=xterm

これでとりあえず使える環境になる。ただ、115200 baud なので結構表示が遅い。

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