だって、ブラウザには、画像を表示できないブラウザとかがあるんだもんね。IE も Fx も Opera も、そういう意味では同じような違いで、Fx では先行実装を使って段組になってよみやすくなっていたり、IE ではのっぺりだったり、そういうのがあっていいはず。なのに、一個の表示に統一しないといけないみたいな、わけわかんないのに縛られたりする。別に違ってていいと思う。

あと Web と紙は違うから、違うアプローチの仕方 (可変レイアウト) をすべきなのに、紙と全く同じスタンスで作るから、問題になる。いろんな UA にむけてデザインするのがウェブデザインじゃないの? 今のウェブデザイナーは殆どウェブデザイナーじゃないよね。そんなだから「ウェブデザイナー(笑)」みたいになるんだ。

しかし、ウェブデザイナーでもなんでもない自分がごたごたいうのもおかしいので、あれなんだけど、最近どうも甘く考え気味 (妥協しまくってソリッドレイアウトにしたり。といっても www.lowreal.net から辿れるサイトはないはずだけど) なので、自戒的に書いておく。

DTP とは、違うから、ウェブの利点まで、簡単に、奪わないで


というか最近あんまりリキッドがどうとかいう記事を読んでなかったけど Liner Note - リキッドカラムデザインの実験 :実践1カラムテクニックス(3)

今まで「どの解像度環境を最低基準にしてデザインを進めるか」ばかりが注目されてきて、「高解像度環境」ではそれに見合ったメリットが得られないどころか、逆に見づらくなるデザインも散見されてきたと思います。

いわば下を見てばかりで、上を見ずに「リキッドデザインはどの解像度環境でも云々」とか言ってきたようなものですから、そうした中で注目すべき提案だと思います。

が耳が痛い話で、たしかになぁと気付かされたのでした。ブラウザはちっちゃくしとけばいいじゃん、とか思ってたけど、スクロールがめんどいから視線移動だけで読めたらいいよなぁ。

▲ この日のエントリ