登戸から多摩川河川敷を歩いた。なかなか面白かった。

別のカメラ (40D)、別のレンズ (EF28-135mm F3.5-5.6 IS) で特に何も考えずにパシャパシャ撮った。ひさしぶりにズーム使ったら、便利さがよくわかった。100mm単焦点を買っていくらか撮ったおかげで、多少望遠側の感覚が掴めてきていて、意識的に、どの焦点距離を使うかを考えられたのはよかった。すなわち、どんぐらい被写体に近づくか、とか

小さいときにいった神社、どこだかハッキリ覚えていなくて、歩きまわってしまった。最終的にいけたのはいいけど、想像していた位置になくて、もしかして記憶自体が捏造されているのだろうかとかと不安になった

約束の時間までに暇ができてしまって、適当に古本屋に入って「海辺のカフカ」を読みはじめたら、更めて発見することが多々あって、ついつい買ってしまった。前回読んだのは高校生のときだ。

上巻の中盤あたりの大島さんの話がおもしろかった。前読んだときはなにも思わなかった

でもひとつだけ言えることがある。それはある種の不完全さを持った作品は、不完全であるが故に人間の心を強く引きつける──少なくともある種の人間の心を強く引きつける、ということだ。

レンズによる写りの違いってほんと歴然としてあるんだなぁ……