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「ユーザー視点」という言葉、割とひっかかりを覚えることが多くて、なんでだろうと数ヶ月考えていたけれども、ユーザーが喜べばなんでもしていいという、例えばユーザーを騙しきって金を盗ってもいいことの理由付けにいいように使われるからなのだと思った。
自分が正確にユーザー視点に立ちたいなら、ユーザーになるしかない。ならいちいち「ユーザー視点で」なんて言う必要性はどこにもない。他人に言うときも「ユーザー視点を持て」ではなく「ユーザーになれ」でいいんじゃないのか。想像力に余りがあるなら別だけど、そんなに想像力あるんでしょうか、別の部分に想像力を使ったほうがいいんじゃないでしょうか。
当然場合によるし、全うなコンテキストというのはあるけれども、そうじゃないときに、変に聞こえのいい言葉を使うのは嫌だなあと思った
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「騙しきってユーザーが幸せならいいじゃん」という考えかたもありますが、すなわちそれは新興宗教と全く同じ理由付けですし、自分はそれにあまり同意しません。