ちょっと納得することがあった。

やりたいことの重心部分には、あたりまえのように、他人が創作性を発揮して承認欲求を満たせる場をつくりたいというのがずっと流れているので、そうじゃないものをつくる発想がそもそも沸いてこないのであった。どんなときも当然そういうものを作るのだろうというのが根底にあったにも関わらず、違うことを考えようとしているので、そりゃうまくいくかよという感じだ。

つまり、自分の想定ユーザ像の中には、創造性やら、向上心やらがない (承認済みで安定してる) 人が一切入っていないのだった。

世の中、自分が考えてるより幸せなやつが多いらしい。そうじゃないならストレスを買いにいくことなんてしないだろう。キノの旅というラノベに、働かなくてよくなった国の話があったことを思い出した。働かなくてよくなったのに、ストレスを買いに働きにいくという話だ。そのときは未来的な話だと思って読んだけど、今考えみると、未来の話じゃなくて現在の話だった。