思うところあってビンディングペダルを試してみるかという気持ちになった。
SPDクリッカー
いろいろ調べた結果、初心者にはクリッカーペダルというものが固定力が弱くて、はずしやすくて良いとのことだったので、それを買ってみた。
SPDクリッカーはシマノSPDという種類のもので、SPDと書いてあるシューズを選ぶ必要がある。
クリッカーシューズというのもあるけど、MTBバイク用 (SPDペダルはそもそもMTB用というくくり) のもので一番靴底が柔らかいものを選んでみた。クリッカーシューズはいまいち売ってないのと、一番上がベルクロのほうが脱ぎ履きしやすそうなのでこれに。
クリートはペダル側にマルチクリートが付属してる。マルチクリートってのは外れる方向がいくつかあるタイプで、パニックになっても外しやすいもの。つまり万が一の安全性重視。
シューズのサイズ
生足のサイズが26.5cmで、選んだシューズは 43 (27.1cm)。これでぴったりサイズだった。
雑感
クロスバイクならハーフクリップで十分だと思っていてビンディングペダルまでやろうと思ってなかった。しかし想像以上にハーフクリップよりも楽でびっくりした。
ハーフクリップだとペダル回そうとしたときに、靴底がペダルから浮いてしまうので、ペッタンペッタンと踏む感じになってしまう。これがなくなって連続して軽めの負荷がかかり続けるようになった。
あとハーフクリップだとつま先が少し固定されるだけなので、外れないように少し前方向に力を入れるクセがついていた。これが疲労を生むのはわかってはいたけど、外れるよりはマシなので我慢していた。ビンディングだとそんなことは気にしなくても外れないので楽。
ペダルの固定力を最弱にしてるけど、これだとフォームが乱れて前方向に蹴り出してしまったときに外れることが一度あった。外すときに力は特にいらない感じ。ひねるだけで外せる。もうちょっと固定力あげてもいいかな。あるいは固定力弱めならシングルクリートでもいいのかも。
固定するときに「固定しました」という感覚がないので、ちゃんと入ったかな?と少し不安になる。ときどき「バコッ」といってクリートをハメている人を見掛けるけど、ああいう感じはまったくない。回してみないとはまってるかわからないぐらい。名前に反してクリック感はない。