しばらく頑張ってやってたけど、すっかり自分の中の評価は落ち着いてクソゲーとなった。

ランク46、ガチは全ルールA-ぐらいまでやった。ただし表示合計ガチパワー1400ぐらいで適正と感じるのでA帯の実力はないと思う。

期待したものと違った

やりたかったスプラトゥーンは「塗って楽しいゲーム」だけど、実際のスプラトゥーン2は「キルとらないとどうしようもないゲーム」

調べてみると1はこんなにキルゲーじゃなかったらしい。ガチ向けに舵を切った結果対象ユーザから外れたってことなんでしょう。ヘタならやめろというゲームになってる。これはニンテンドーのゲームじゃなかったのか……

「塗りで貢献できる」は嘘

なんか、インタビュー記事とかで「いろんなプレイスタイルがある」「塗りでも貢献できる」「倒しにいかなくてもいい」みたいなのを読んでいたので、そうなのかと思って興味を持っていたんだけど、実際はそうじゃない。これですっかり裏切られたなという気持ちになった。たぶんこれはスプラトゥーン1に対する話で、2の話ではなかったんだろう。

塗りは重要だけど、あくまでキルをとるための足場として重要ということで、一番大事なのはキル。

ナワバリバトル

ガチマッチは当初やる気なくて、ナワバリさえ楽しければいいと思っていた。けど実際やるとわかるけどガチマッチよりもナワバリのほうがカオスでつまらない。

まず4人いれば30秒ぐらいでマップ全部塗りつくせるので、試合時間3分のうち2分30秒はなんかよくわからん時間。誰が弱そうとか把握する時間っぽい。まぁこれはこれでマリカーとかもそうだからいいんだけど、問題は無駄に長い試合時間で何もできないワンサイドゲームが多いってところ。

ナワバリでも一人で10以上キルぐらいしている人がよくいる。復活時間は短縮していなければ8.5秒あるので、同チームの85人秒を1人のプレイヤーに奪われていることになる。復活時間中は画面に意味のある情報は出ない (リプレイキルカメラとかがない) のでぼーっとしているしかない。

ナワバリバトルはフレンド乱入のシステムがあるので、同レベルマッチングはそもそも期待できないモードになっている。上級者と初級者を混ぜこぜにした場合、上級者と上級者が戦ってくれるわけではなくて、上級者が初級者を狩りまくって有利にするのがベストの戦略なので、初級者は存在意義がない。

開始直後からキルされてリスポーン位置までこられてさらにキルされるってのを繰替えされることが多い。そうするとどういうプレイヤー体験になるかというと、なんか強いプレイヤーがピョコピョコしてるのが試合時間中支配的になって、ただそれを眺めているだけになる。

いつもと違うブキを使ってみようと思ってナワバリをやっても、キルされてプレイできない時間が長いので練習にもならないことが多い。

上級者と初級者を混ぜこぜにするなら、それでもゲームになるようなデザインじゃないとダメでしょう……

ガチマッチ

みんなの目標がルール毎に定まっているのでナワバリよりもチームプレイになりやすいのは面白い。こっちはフレンド乱入がないのでナワバリと比べてマッチングは比較的おだやか。

しかしこちらも実力差のある試合が組まれることがなぜか多い。10連敗して10連勝みたいなのがざらにある。「何やってもこれは負けだな」でも「おれがいてもいなくても勝つな」ってのは、どっちにしても面白くない。

ナワバリにせよガチマッチにせよ試合後の気持ちをおおざっぱに分類すると

  • 勝って、いい試合だった
  • 負けたけど、いい試合だった
  • 勝ったけど、だめな試合だった
  • 負けたけど、だめな試合だった

の4種類がある。主観的にいい試合だったと思えればいいんだけど、そうならないことが多い。「負けたけど、いい試合だった」というケースでもガチマッチではウデマエメーターが割れるというストレスを与えられる。このため「勝って、いい試合だった」というケースでしか楽しさがない。

その割に「何やってもこれは負けだな」でも「おれがいてもいなくても勝つな」という「だめな試合」のケースが多いので、総合的には後味がとても悪い。

サーモンラン

対人ではないゲームモードだけど、自分で難易度を選ぶことができず、例によってクリアできないところまで難易度が上がっていく。最高難易度でもクリアできる実力がない限りどこかで頭うちになる。

野良だと3割ぐらいしか成功しない。フレンドとガヤガヤやれば失敗しても面白いけど、野良では継続性がないので、みんなで成功率あげていこうみたいな一体感はない。

成功すると評価があがって失敗すると評価がさがるというウデマエみたいなシステムがある。おかげで失敗するとうんざりした気持ちになるのでやることがなくなった。

なぜこういうゲームシステムなのか

ゲームの「やりかた」がわかってないうちはガヤガヤやってるだけだったので楽しかったけど、わかってくるに従って本質的な不愉快さが上回ってしまった。

当初まぜこぜのマッチングだけが問題なのかと思っていてアップデートに期待を持っていたけど、30秒程度で塗りきれるステージの狭さとか、キルに寄せたゲームデザインとか根本的な問題な気がしてきたので、アップデートにも期待が持てなくなった。

ナワバリなら乱入がある以上マッチングで何もかも解消するのは不可能だし、その分を他の要素でカバーしなくてはいけないはずだけど、アップデートでブキやスペシャル性能をちょいちょいいじる程度では無理だろう。

まとめ

ワイワイ塗って楽しめるモードがあればよかった。ナワバリはそういうモードではない。

今年いちばん買って後悔している。Wii U 版の評判がよかったので、これは絶対面白いはずだと思ってDL版を買ったのも後悔を助長している。本当に失敗した。1ミクロンもおすすめしない。

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