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BITS ジョブ

現在のジョブ一覧。だいたいこれで悪さしているのはわかる

bitsadmin /list /verbose

ジョブクリア

bitsadmin /reset

BITS って何?

Windows Background Intelligent Service の略。ざっくりいうと Windows がなんかいい感じにダウンロードとかをやってくれるサービス。

イベントビューワでのエラー

イベントビューワで頻繁に以下のようなエラーが出て気になっていた。

新しい BITS ジョブを作成できませんでした。ユーザー Anna\cho45 (60) の現在のジョブ数は、グループ ポリシーを介して指定されたジョブ数の制限 (60) 以上です。この問題を解決するには、エラーを調べて処理が進んでいない BITS ジョブを完了するか取り消し、BITS サービスを再度開始してください。このエラーが再び発生する場合は、システム管理者に連絡して、グループ ポリシーにおける、ユーザー 1 人あたりおよびコンピューター 1 台あたりのジョブ数の上限を増やしてください。

Mozilla

うちの環境だと MozillaUpdate が無限に溜って BITS ジョブを浪費していた。なんでかわからん。Firefox では BITS を使ってアップデートファイルを受信するようになっている

'MozillaUpdate 308046B0AF4A39CB' TRANSFERRED 1 / 1 7348739 / 7348739

https://bugzilla.mozilla.org/show_bug.cgi?id=1856462 "MozillaUpdate causing Windows BITS service overflow (too many BITS operations queued)"

bugzilla にチケットが立っていた。2024-06-03時点で未解決

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いまいち検索しても気にいったソフトウェアメトロノームがなく (クソほど広告がついているとか、音色が気に入らないとか、無意味なログインを求めるとか)、一方でハードウェアのデジタルメトロノームもいくつか買ってみたがLINE OUTの品質が悪かったりしてヘッドフォンで聞くと不満があったりした。

自分で作るには音色が面倒だなあ、と思っていたが、「SoundFont WebAudio」で検索したところWebAudioFont というのがあり、まさに用途的にちょうど良さそうなのでこれを使ってベーシックなものを作った。

最初の発声タイミング

実装してみると悩むポイントが最初の発声タイミングで、何を重視するかで2つのタイミングがある

  • クリック間の時間を重視するなら、スタートを押した次のタイミングから発声
    • 拍の開始が1クリックずれる
  • スタートを押したタイミングを重視、スタートを押して即時に発声
    • 「即時」が実装上即時ではなく、原理的に最大20ms程度遅れるので、初回~2回目のクリックが不正確になる

今回は後者のスタートを押したタイミングを重視して最初の1クリックの不正確さは許容するという方針にしてある。何らかの音源を鳴らしながら TAP TEMPO で BPM をひろい、音源にあわせてクリックを鳴らしてみるみたいなとき、最初のクリックがずれると難しい。

もっとやるなら音源ごとのアタックのディレイを補正すべきだけどやっていない

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1月にThinkPad X13 Gen 3 AMD の購入とスリープ後不正終了する問題というのを書いたが、このときはシステムボード交換されて返ってきた。しかしその後、別のスリープ障害が発生して長期に修理することになった。

結論からいうと原因不明・修理不可とされ全額返金対応となった。

症状:スリープから復帰しない

「スリープから復帰しない」にもいろんなパターンがあるが、本件では電源LEDがスリープを示す点滅の状態から、ハードリセット(電源ボタン長押し)以外の方法で復帰も終了もできないというパターン。

複数の条件があるようで、自分が確認した限りだと

  • モダンスリープ中である
    • 休止状態では発生しない
  • Wi-Fi 接続状態である
  • Windows Update のなんらかの処理が発生する(?)
  • 長くスリープする(?)

という感じ。電源を接続している間は休止に入らない、つまりモダンスリープになるため、電源接続状態で1~2日程度放置すると再現する。

修理 2度目 (未修理返却)

1度システムボード交換で修理しているので、そこに続く形で修理依頼をした。2月上旬に修理センター預りとなった。

しかし「修理センターで不具合が再現しない」と言われ「検証状態」が2ヶ月弱続き、3月下旬に未修理で返却される。

しかし返却翌日にこちらで再現。動画で録画。即日、再度修理依頼をした。修理の手配中 (数日間) にまた再現したためこちらも録画。

修理PCのデスクトップに再現した動画をまとめて置いてくれと言われたので、かなり詳細なメモをともに置いて送った。

修理 3度目 (未修理返却)

3月下旬そのまま3度目の修理に送る。

4月下旬になって進捗を訊くと「症状発生を1度確認」といわれる。検証用ストレージに換装して検証といわれる。Lenovo の修理は修理対応画面にコメントを書ける機能がある、ここから進捗を訊いている。

5月中旬になり進捗を訊くと「症状の発生を2回確認」といわれる。メールで若干詳細な報告がくる。「技術部門も含めて確認する」というコメントがくる。

5月下旬になり進捗を訊くと特にないと言われる。もう半年ぐらい預かりだがなんとかならないのか?という旨もつっつく。

突然「初期化して各種アップデートを行って修理完了として出荷する」と言われる。こんなに再現しないとずっと預ってるくせに??とかなり不信感がでたため「確実な再現方法がわかったのか。わかったからアップデートして再現しないことを確認できるようになったのか? 技術部門に確認と言っていたが行ったのか?」という旨を訊いた。これらの対する回答はなし。

これまでは一貫して修理フォームのコメントかメールだったが修理センターから急に電話。要約すると「修理の目処がたっていない。修理センターではなく、レノボ本社での対応となる。了承頂けるのであれば、お客様資産であるPCは一旦返却し、担当者から連絡させる。どういった対応になるかは修理センターではわからない。」 修理センターではこの時点で、修理不能ということしかわからないらしい。選択肢的に修理できる気がしないし保証期間は過ぎていくしで了承するしかない。

「メールじゃだめなんですか?」と訊いたら「こういった要件は電話ですることになっている。別途メールを送ることもできない」という答え。一通り要件が終わったあと、「この内容をメールして欲しい」といったが「できかねます」という回答。不信

返金

修理センターからの電話の翌日、レノボ担当者から電話。保証規定に基いて対応するといちいち言われる。購入してすぐに修理に出しているため初期不良で償却日数(減額)はないと言われる。当たり前。全く使えてないのに減額されたらひどい話。

修理センターから直接レノボ引き取りはできないらしく、一旦返却される。

返金用の申請書が送れれてきたので返送。返送してから3週間で入金された。

感想

結果的に、金出してPC買って、修理の名目で検証用PCとして取り上げられ、当初の金だけが返ってきたという感じ。こっちが検証に使った労力、機会損失とかは返ってこない。

修理対応が特別悪かったとは思わない。ウェブチャットなりなんなりで問合せるとしっかり修理に誘導されるし、ある程度状況はシェアされている。定型の修理なら早い (初回のシステムボード交換は早かった)。一方で技術部門と修理部門は繋っていないようなので、未知の不具合は対応する能力がないし、後半不審な行動があった。

注文から何度か出荷延期し2ヶ月して届いてそこから6ヶ月まったく使えず返金になったのは率直に気分が悪い。まず不具合を認めさせること自体にかなり労力かけてるし、勘弁してほしい。

スリープ復帰しないのは割とよく聞く不具合なので、最初のうちに「同様の件は報告されてないのか」としつこく訊いたが「ない」らしい。

ノートPCのメーカーはそもそも選択肢が少ないのに、残念ながらまたひとつ選択肢が減った。なお NEC も Fujitsu もノートPC部門は Lenovo 傘下である。

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