アンテナの設計とか測定とかをしているうちに、もうちょっとちゃんと無線工学を学んでみようということで、いろいろやってる。

しかし、実際はじめてみると、そもそも中学生レベルの数学がぜんぜんできないことがわかったので、高校受験用中学生向けドリルを買ってきてやってみた。やってみると、解きかたが全くわからないというわけではなくて、うる覚えであったとしてもだいたい答えまでは導ける (あるいは単に考えて式をつくれる)。ただ、とにかくひどく計算ミスが多い。とにかく多い。分配法則を適用するとき文字を1つかけわすれるとか、符号を間違えるとか、本当にひどい。

原因を考えみると、数字の計算(だいたいは九九だけど、足し算・引き算も)に意識がいきすぎていて、ほかのことまで考えが及んでいない。つまり、九九がまともにできてない。大変、根本的な問題である。先日は計算中に 7 × 9 がパっと出てこなくてあせった。ひどいとしか言いようがない。

普段の生活だと、まず暗算に頼ることがない。第一に自分の計算能力を全く信用していないというのがあり、計算機が手元にないことがまずないので、2桁以上の数字の四則演算からして全部計算機に丸投げしてる。全く計算について考えないで生きてる。おかげでこのザマだと思う (小学校のとき体に沁みわたりまで九九をやらなかったのがそもそもだけど)。

教訓としては、九九は本当に大事なので100万回ぐらいやったほうがいいし、できないと人生が終わると全国のこどもたちに伝えたい。

  1. トップ
  2. ham
  3. 勉強