LTSpice でヘッドフォンアンプを解析する | tech - 氾濫原 の続き
NJM4556A は 70mA と余裕があるオペアンプだが、こんなに電流とれるオペアンプはそれほどないので、もう少し普通のオペアンプで試してみる。
OPA2134 (= OPA134) という低歪みなオペアンプで試す。これは出力電流が±35mAと、丁度 NJM4556A の半分となる。
回路
オペアンプ1回路・バッファなしシンプル
THD=19.97%
電流が足りず、クリッピングしてる。
オペアンプ2回路・出力増強
THD=0.000041%
オペアンプ1回路・ダイアモンドバッファ
THD=0.000116%
オペアンプ2回路・ClassAA
THD=0.000022%
片方は電流ソースになるので NJM4556A のままにしてある。THD はこれが最低。