ちょっと考えごとするとき Google Keep にとにかくタイピングしていく、みたいなことが多々あるが、図を入れようとすると途端に困難になるので、ペンと紙という便利な道具を使うことにしてみた。
できればデジタルガジェットで解決したかったがコストの割に性能で満足いくか微妙に感じた結果、良いペンと紙を使うほうが気持ちいいのではないかと考えた。
別段こだわりがないし思考過程を保存しようとも思わないので、紙とかコピー用紙でいいかと思ったが、思いのほかスムーズに書けずイライラしたので、調べた結果ニーモシネが良いだろうという感じだった。装丁がかっこいいのと、方眼の薄さがちょうどよくて気にならない。
ペンは手持ちにあった LAMY の Safari (なんかのときにもらった) の細字(F)と、kakuno の中字(M)、細字(F) で良さそうなのでこれのまま。(Safari も kakuno も学習用の安い万年筆。LAMY のFはkakunoのMと同じかそれより太い線)
この組み合わせはかなり気持ち良く書ける。ペンは安くても紙はちゃんとしたのを使ったほうが良いということを学んだ。
現状
紙 vs コンピュータという点では、結局筆記で書いていくのは自分の場合長くは続かない気がしている。
今のところ8ページぐらい消費したけど、今やっていることに対してはそこそこ良い感じがする。ある程度以上に複雑になると図がないと厳しいけど、コンピュータ上で図を書くのは、書けないことはないけど今のところペンで書くよりも早く書けない。
一方で書いた図を編集させるのが難しいので図の試行錯誤はしにくいのと、字を書く分にはコンピュータ上に書いたほうが早いので、思考過程を最終的にデジタル化したいなら最初っから Inkscape 極めたほうが有益そうではある。