これを読みました。ほぼデジタル回路しか触らないぞと決めていたとしても避けて通れないのはADCです。
ΔΣ型や逐次比較型の説明ももちろんですが、他の構成(全く知らなかった)のADCについても解説がありました。
一番面白いというか役に立ちそうなのは精度に関するところで、何が支配的になって精度に関わってくるか、補正しにくい誤差はデータシートのどこの項目なのかが詳しく書いてあります。こういうノウハウはなかなか知る機会がないのでわくわくしました。
「何が支配的で何に影響を与えるか」は何を考えるときにも大事なところで、「コツ」の言語化だと思うので、こういうことがひたすら書かれた書籍を読みたいところです。