5年ぐらい前 (というか買った直後ぐらい)に EF 100mm F2.8 MACRO に傷をつけてしまっていて、ずっとそのことについては心にトゲが刺さったような気持ちだった。まぁとても小さい傷なので画質に問題はないだろうと思いそのまま使っていたし、実際撮影画像見ても一切わからないので、純粋に心のトゲの問題である。
過去に試した方法
傷?汚れ?をつけてしまったあとに試したのはハクバのレンズペンだったが、これでは落ちなかった。
指紋は綺麗に落ちるので、ついてしまったのが落ちないのは汚れではなく傷になってしまっているからだろうとこの時思い込んでしまっていた。
今日、試した方法
ふと思いついて無水エタノールをキムワイプにつけて優しく何度かこすってみたところ、傷だと思っていたものはみるみるうちにあっさり消滅した。つまり傷だと思いこんでいたものは落ちにくい汚れだったというオチであった。
ほかの方法
レンズコーティングがどういうものなのかわからない以上、無水エタノールも絶対に安全とはいえず、界面活性剤タイプが一番安全なはず。
界面活性剤タイプだとフジのがよく使われているっぽい。揮発しないので完全に拭き取らないといけないところが面倒なところ。
しかし調べた感じだとレンズコーティングはそんなに簡単に剥れたりするものではない (溶剤よりも摩擦を心配すべき) っぽい。ので無水エタノールでも良いのではないかという結論にいたった。
無水エタノールはかなり揮発性が高いので余計なものが恒久的に表面に残るという心配がないのは安心。
ペーパーは「ダスパー」というレーヨンでつくられたものが良いらしい。今回は使わなかったが次回からこれを使いたい。
安全な方法
安全な順に
- メーカーに清掃修理依頼を出す
- 乾式のレンズクリーナーを使う
- 界面活性剤タイプの洗浄剤を使う
- 無水エタノールを使う
さらに強力な方法もあるが、プラスチックを侵すので無水エタノールでダメなら諦めたほうがいいと思う。