Sequel はドキュメント見ると SQL そのまま書くやりかたもとクエリビルダを介すやりかたも許されていると感じるので (別に他のライブラリでも可能だろうが)、導入負荷が低くてよさそうです。結構機能はもりだくさんありますが必要なければ使わないのも許されてる感じもよさそうです。
Sequel でのクエリ発行のしかたは sequel/querying.rdoc at master · jeremyevans/sequel · GitHub を読むとだいたい網羅できるが、特に自分に重要なところだけ別途メモしておく。
モデルを使っても使わなくても SQL クエリはそのまま発行できる。複雑な JOIN も安心。
モデルを使わない場合
SQL を発行して Hash として取得できる。
dastaset = DB["SELECT * FROM foo"] dataset.all # 全インスタンス化
モデルを使う場合
任意の SQL を発行しつつあるモデルとしてインスタンス化したい場合
class Foo < Sequel::Model(:foo) end dataset = Foo.with_sql("SELECT * FROM foo") dataset.all # 全インスタンス化
Sequel::Model(:foo) の :foo はテーブル名を渡す。何も渡さないとクラス名を複数形にしたものを探そうとする。が明示したほうが良いと思います。
どういうときにモデルを使うか
使いたいときに使う。単にクエリ投げたいだけならモデルはいらないし、特に JOIN がからむなら余計なことせず Hash で返ってくるのは気楽で良い。
機能的な面からいえば、DBからひいてきたインスタンスにメソッドを生やしたいというときはモデルを使ったほうが楽。既存の行を update したいときもモデルがあったほうが楽。
Sequel のモデルも若干マジカルで、DBコネクションがないとモデル定義できなかったりする。キモいけどテーブル情報を使ってアクセサを定義したりするっぽい。