今まで手首から指先までの固定だったのけど、手首あたりでシーネが切断されて手首の関節は自由となった。「つきはじめてるころだけど、これからくっつくところ。まだ強くない」とのこと
先生がおもむろに引き出しからデカいハサミをとりだしてシーネを切断していた。助手とかじゃなくて先生がやるのかとびっくりした。
今まで手首から指先までの固定だったのけど、手首あたりでシーネが切断されて手首の関節は自由となった。「つきはじめてるころだけど、これからくっつくところ。まだ強くない」とのこと
先生がおもむろに引き出しからデカいハサミをとりだしてシーネを切断していた。助手とかじゃなくて先生がやるのかとびっくりした。
最初2週間は風呂入るときもシーネをはずしてなかった。実際ははずして入っていいとは言われたんだけど、最初の整形外科でずれたら手術だと脅されたのでリスクをとらなかった。ググったりすると、最初数週間は絶対固定だという整形外科の先生の意見とかもでてきて怖い。素人がはずして再固定するのはリスクが高いというのは同意だけど、自分の状態がどれぐらいひどいのかを判断することはできないので、むずかしい。
とはいえ、風呂のあとにいったんとってアルコール消毒して乾かしてすぐ固定しなおしていた。が、これでもスメルがスメルってきた。
そこでいったん風呂に入ったけど、思ったよりやばかった。無限に垢がでてきてなかなか風呂からでれなかった。普通に生活している左手ではそんなことはおきないので、普段の生活でもこれぐらい垢がでて、摩擦や手洗いで落ちていくのかと思うと興味深かった。どうも落ちきらないので、日焼けして皮がむけたあとみたいになってしまう。
20日でシーネ切断して手首が動くようになったのはいいが、痛みが殆どないのでうっかり負荷をかけすぎそうで怖い。あんまり大きく手を広げられないので、5.5inchスマフォとかを片手で持つのはつらい。
包帯を巻きなおすのはだんだん慣れてきたけど、シーネが短くなると1人だと固定の難易度が増してしまった。一般人は普通包帯法なんて知らないと思うんだけど、整形いくとカジュアルに同じように巻きなおしてくださいって言われる。OJT やな。
週イチのレントゲンで問題ないといわれる。シーネはぶつけたりしないならはずして少しなら動かしていいとのこと。一緒に固定されていた薬指の関節が固まっていてすこし痛い。薬指は骨折してないので動かしまくる。
骨折部の小指もほとんど痛いことはなくて、ゆっくりならある程度曲げれる。握るところまでやるのは怖くてやってない。しかし微妙に内側に曲がってくっついているみたいで、自然に手を閉じようとすると薬指にぶつかる気がする。が、左手も脱力して閉じてると小指は薬指にぶつかって多少干渉するので、気にしなければ気にならない程度かもしれない。シーネはずしてしばらく経過しないと評価できなそう。
特に急ぐ買いものではなかったので UPS Expedited で頼んだ。頼んでトラッキングを見るまで US の会社だと思っていたのだけど、チェコの会社で、プラハからの発送だった。ドイツとシェンツェン経由で成田にきて、通関後はヤマト運輸に委託で届いた。消費税が4000円弱ぐらいだった。
トータルで8時間ぐらい。公式組立マニュアルのセクションごとにパーツが袋わけされていたり、部品の実寸ラベルが貼ってあったり、各セクションごとにほとんど過不足なくビスが梱包されていたりとめっちゃ丁寧だった。あと公式マニュアルは手順ごとにコメントが書けるようになってて、これの数で「ハマりそうな手順やな」と気付ける。
簡単に組み立てできるかっていうと簡単ではないよなという感想を持った。工具はついてるが、別途200mmぐらい測れるノギスが必要。普通は持ってないだろう (150mm しかないので買った)。マニュアルも完璧とは思わなくて、最初のほうにつけるナットがなんのためにつけるナットなのかとかの説明がないので、どのぐらいの精度でつければいいかわかりにくいことがある (精度が必要なところは必要と書いてあるので気にしなければいいんだが)
あとリニアベアリングのすべりが単体でシャフトに入れてもいまいちよくなくて不安だったけど、ある程度ひっかかっても大丈夫みたい? 神経質にならなくても脱調するほどではなかった。このへんの肌感覚みたいなのがわからないので、YouTube で組立動画を見たりした。
構造的に M10 と M8 のネジ + プリントパーツで構成される一番下の部分は、剛性があまりなくて歪みがでやすくて難しい。歪みをなおすときは逆の力を加えるというゴリラ的手法なので、組み立てたあともうっかり力をかけると歪みそうなので気をつかう。逆に考えると、組立済みを買うとこのへんの構造に対する理解が不足してトラブルシューティングが難しくなるわけだから、やっぱ自分で組み立てたほうがいいと思う。
添付の 3D Printing Handbook (オンライン版はドライバページにある http://www.prusa3d.com/drivers/ ) のフローチャートにしたがって初回キャリブレーションを行う。
これもよくできてて、Selftest で各所のパーツが正しく繋がれているか確認してくれる。安心。Calibrate XYZ はかなり時間がかかったが XYZ calibration all right. X/Y axes are slightly skewed. Good job. みたいなことを言われて成功した。X/Y の直角が完全には出ていないみたいだが、多少ならソフトウェアで補正するので良いらしい。直角だすのはかなりくたびれると思うが、多少ずれてても Good Job って言われるのはうれしい。
ここまでやるといよいよテストプリントになるが、キャリブレーション用のパターンをプリントしても、素人目だとさっぱりわからなくてむずい。大きくずれてはいなそうだったので、Prusa ロゴをプリントしながら Z 軸調整した。
キャリブレーション用のパターンは1レイヤーで密にプリントする形式のほうが、隙間のあるなしを判定できるので結果がわかりやすいんじゃないかなあ。
やっぱり段取りが少ないのは良い。設計から出力開始までが短くて、小さいものなら1時間ぐらいで終わる。
切削加工だと、ワーク選定・ワーク固定・エンドミル固定・原点出し・空切削と実切削までの手順が多く、特に固定と切削条件出しが難しいので大変。加工できない形状が多いので設計時にもかなり頭を使う。そのぶん精度と信頼性高いし金属加工できるんだけど、そこまでやらなくてもいいような立体を出したいことも結構あるんだよなあと思う。
「XYZ calibration all right. X/Y axes are slightly skewed. Good job. 」なのはいいんだけど、簡単にアライメントなおす方法を思いついたのでやってみた。単に直角定規をX軸のリニアシャフトにあてながらベッドの線と平行を確認するというだけだけど、これで劇的にわかりやすくなった。取説だと上から見ろって書いてあるけど、なんでもいいから板をあてればよさそう。
これでキャリブレーションをやりなおして、「XYZ calibration ok. X/Y axes are perpendicular. Congratulations!」となった。
ちなみにプリントクオリティは見ても特に変わらなかったので、ソフト補正が普通に優秀っぽい。
今年は買うつもりがなかったんだけど、あまりにもひどいことが続くので楽しいことに金を使いまくろうと散財。最大の問題は、家の中に既にこのようなものを置くスペースが全くないことで、現実に今も困っている。デスクの上に置いたままなのでPCがぜんぜん使えない。アホだな!
使ってみた感想はまた後日
通院でレントゲン。シーネはもう基本的には外してもよい (心配ならつけてもよい)、ということになった。
長い間固定されていたので、かなり関節が固まっている。骨折部位だけじゃないので結構リハビリに骨が折れそう (比喩表現)。「こんぐらい曲げてください」と曲げられたけどかなり痛い。
ところで「関節が固まっている」のがどういう状態なのかよくわかってなかったけど、ググったところ固定期間によって変わるらしい。30日以内だと関節を動かす筋肉が柔軟性を失なっている状態で、関節が固まっているわけではないらしい。その後さらに動かさずに放っておくと実際に関節が融着していくらしい。ということで30日前後からのリハビリで可動域を回復するのが大事とのこと。
しばらく小指を使わないでタイピングしていたのと、力が入りにくいのもあって、右端のキーをうつのが難しい。C-[ Enter Shift あたりが多様キーだがだいぶ忘れてる。C-[ なんか C-] と押してしまう。
macOS 用にウェブカメラからjpgを取得するコマンドラインツールにimagesnapというのがある。単発で使うには問題ないんだけど、インターバル撮影を数時間続けたところメモリを食いつくして死んだため代替を書く気概になった。
毎回プロセスを立ちあげればメモリリークが起きないが、カメラデバイスを初期化する処理が数秒あって遅いので、できればちゃんとデバイスを開きっぱなしで動かしたい。
やりたいことはウェブカメラ経由のタイムラプスの撮影で、撮影したファイルはffmpegで読みこませる。そのためファイル名にも要件がある
xcrun swift で動かせるとスクリプト的に使えて便利なので、そのようにした。特に難しいことはしてないんだけど、やりかたをググっても API がのきなみ古いとかでやる気がなくなる。現時点では最新の方法だが、iOS だと既に deprecated になっているAPIが macOS だと生きていたりするのでややこしい。
#!/usr/bin/xcrun swift
import Darwin
import Cocoa
import AVFoundation
struct ProgramOption {
var deviceName: String? = nil
var list: Bool = false
var help: Bool = false
var interval: Double = 10
var format: String = "snapshot-%05d.jpg"
var sequence: Int = 1
}
var option = ProgramOption()
var args = CommandLine.arguments
while (!args.isEmpty) {
let arg = args.removeFirst()
switch arg {
case "-h", "--help":
option.help = true
case "-l", "--list":
option.list = true
case "-d", "--device":
let val = args.removeFirst()
option.deviceName = val
case "-i", "--interval":
let val = args.removeFirst()
option.interval = Double(val)!
case "-f", "--format":
let val = args.removeFirst()
option.format = val
case "--start":
let val = args.removeFirst()
option.sequence = Int(val)!
default:
break
}
}
if option.help {
print("Usage: $0 [options]")
print(" -h --help show help")
print(" -l --list list devices")
print(" -d [name] --device [name] specify camera device name (default: system default device)")
print(" -i [num] --interval [num] specify snapshot interval (default: 10)")
print(" -f [format] --format [format] specify filename format (default: snapshot-%05d.jpg)")
print(" --start [num] specify start number of sequence")
exit(0)
}
if option.list {
let devices = AVCaptureDevice.devices(withMediaType: AVMediaTypeVideo)! as! [AVCaptureDevice]
for var device in devices {
print(String(format: "'%@' (%@ %@)", device.localizedName, device.manufacturer, device.modelID))
}
exit(0)
}
print("opening capture device")
let device: AVCaptureDevice
if option.deviceName != nil {
let devices = AVCaptureDevice.devices(withMediaType: AVMediaTypeVideo)! as! [AVCaptureDevice]
device = devices.first(where: { (i) in i.localizedName == option.deviceName })!
print(device)
} else {
print("using default capture device")
device = AVCaptureDevice.defaultDevice(withMediaType: AVMediaTypeVideo)!
}
let input = try! AVCaptureDeviceInput.init(device: device)
let output = AVCaptureStillImageOutput()
let session = AVCaptureSession()
session.sessionPreset = AVCaptureSessionPresetPhoto
session.addInput(input)
session.addOutput(output)
session.startRunning()
let connection = output.connection(withMediaType: AVMediaTypeVideo)!
let semaphore = DispatchSemaphore(value : 0)
var seq = option.sequence
while (true) {
output.captureStillImageAsynchronously(
from: connection,
completionHandler: { (imageDataBuffer, error) in
print("captured")
semaphore.signal()
if let e = error {
print(e.localizedDescription)
return
}
if let buffer = imageDataBuffer {
if let imageData = AVCaptureStillImageOutput.jpegStillImageNSDataRepresentation(buffer) {
do {
let filename = String(format: option.format, seq)
try imageData.write(to: URL.init(fileURLWithPath: filename), options: [])
seq += 1
print("wrote to file \(filename)")
} catch {
print("failed to write file...")
exit(1)
}
}
} else {
print("buffer is empty")
}
}
)
// output.isCapturingStillImage
semaphore.wait()
print("sleep \(option.interval) sec")
Thread.sleep(forTimeInterval: option.interval)
}
デスクを部屋の中に向けて配置しているけど、必然的に部屋の中側にケーブルが煩雑に這うようになるので、これの見た目を多少でも良くしようと覆いをかぶせている。(わかりにくいと思うけど)
これまで微妙な固定方法をとっていたが、3D プリンタでうまい具合の部品を出せた。覆い自体はプラスチックダンボールに木目シートを貼ったもので、軽いので、単にクリップで止められるようにした。2つプリントしてつけてる。
ケーブルをある程度束ねておけるようなスペースもつけた。
M15 なら Fusion360 で直接ネジをモデリングしてプリントしても締めることができた。
表題のようなものは thingverse とかで検索するといろいろあるんだけど、だいたいベッドを固定しているビスと共締めするものになっている。あんまり共締めしたくなかったのでベッドのフレームを挟みこんで固定するようなものをモデリングした。
3つのパーツで、ベッドに近いところは PETG でプリントしている。
https://www.thingiverse.com/thing:714475 をベースにして、ピント調節リングだけhttps://www.thingiverse.com/thing:1406879 に変えたものをプリントした。
製品もともとのピント調節だとどうしてもレンズに指がかぶってしまってあわせるのが難しかったのでめっちゃ便利。
https://www.thingiverse.com/thing:2086804
一回エクストルーダーが詰まって定量でなくなったことがあったのでつけてみた。埃をふきとると同時に油をつけている。これをつけてからは一回も詰まってないので効果があるっぽい。
https://www.thingiverse.com/thing:2523236
これ。0.1mm で出力しないとハニカム部分が薄くなりすぎるので罠
ファンカバーはいらないと思っていたけど、糸状になったプラスチックが噛みこむことがあって、そうするとかなり悪い状況になるので多少でも緩和できるかと思ってつけることにした。
https://www.thingiverse.com/thing:2076234
これのうち FrontFanCover_RoundV2.STL だけ出力した
https://www.thingiverse.com/thing:2276997
デフォルトだと横からノズルに風があたるようになっていて、あまり出力レイヤーには風があたらない。PLA だとできるだけ出力したものを急冷させるのが反りを軽減するのに大事らしいので、効果を期待してかえてみた。PETG で出力。
通院でレントゲン。診察で動きも問題ないのでもう通院しなくて良いとのこと。
指が完全に伸びない (骨折部もそうだけど、骨折部の先の関節が伸びきらない) のは多少骨折部で腱が癒着してるからだろうとのこと。動かしてると改善していくという話だった。
指を伸ばしたときに、特定の部分にでっぱりが発生するが、これはまだ腫れてるせいとのこと。
だいたい日常生活では問題ないぐらいには使えるようになったけど、可動域はあいかわらず狭い。手のひらをついたりすると痛いので部分的に動作に制限がある。
あいかわらず骨折部の一部が腫れているが、考えてみると一部癒着が剥れて炎症が強まったような気がしている。
現状では指を曲げる場合は自力でかなり力を入れて握れるが、伸ばすほうは自力でほとんど曲げられない。一方で、他力だと曲げる方向には最大まで曲がらず、伸ばすほうならかなり曲げることができる。
基本的には曲げるほうに集中してリハビリをしてたけど、伸ばすほうを意識しはじめたら腫れてきたように思う。というか指先を持って伸ばすほうに動かしたらビリビリと剥れるような感覚はあったんだよな……
またの名をエクストルーダーのキャリブレーション方法
フィラメントごとにやる必要がある。手元の Prusa i3 MK2S 付属のPLAフィラメント(Silver) を使った場合、自分の環境だと 0.88 で適切だった。