12月中旬から自宅回線に異常が発生していて困っていた。

最初の症状:上りが異常に遅い

最初の症状は上り速度が異常に遅いという症状。下りで70Mbps出ても上りは0.6Mbpsとかがザラ。この時点では明確な症状といえず、プロバイダに連絡するも軽くあしらわれる。この時点では上りだけおかしいので回線異常とは思わずプロバイダ側になんらかの制限がかけられているのでは?と疑っていた。

不規則に回線不通

12月下旬の年末ぎりぎりあたりから回線そのものが不通となる自体が発生。PPPoEセッションが一切張れず、ルータを外してノートPC直結でPPPoEもダメだったため、回線異常であると切り分け。

さすがに症状が明確なのでNTTに連絡したりしていたが、特定の時間になると回復したりして「今起きてます」という状態がつくれず連絡しても「問題なさそうなんですが…」とか言われて困る。

宅内VDSL端末の交換

ただ、宅内VDSL端末(集合住宅なので共有ONU・共有VDSL端末と電話回線経由で宅内VDSL端末を繋ぐ構成)の不具合かもしれないので交換しますということになり交換。しかし交換翌日に再度同様の現象が発生したため、原因は宅内VDSL端末ではないことがわかる。このときは、やはり時間で回復したので連絡せず。

完全な回線不通

ある日、不通になったのち一向に回線が回復しないという自体がたまたま土曜日に発生し、即座に電話すると回線調査が入り、共有ONUから応答がないという旨を伝えられる。

その後すぐに担当者が来訪することとなった。調査の結果、宅内VDSL端末から共有ONUまでのリンクは問題なく (宅内VDSL端末側のLinkが点灯していたため) 共有ONUの電源部がフリーズのため再起動でとりあえず復帰。内心「これはまた発生するだろうな」と思ったけど、NTT設備なのでこっちからONU交換してくれとは言えず、再起動だけで帰ってもらう。

共有ONU交換

その後6日間ぐらいは回線異常にはならなかった。しかし再度現象が発生したため営業時間外ながら即座に電話をかけてみると、録音対応ではあったものの10分程度でコールバックがきて再度担当者がくることとなった。

今回は2人担当者が来訪し、片方は共有設備、片方は宅内端末およびユーザ(自分)対応という構成だった。作業時には既にリンクが回復していたため、宅内から見る限り共有設備は正常といわれ内心解決しないのではないかと緊張が走る。

その後2人とも共有設備を見にいった。しばらくたって、共有設備ONUがフリーズしておりデータ送り出しができない状態であったため、この設備を交換したといわれる。「この状態でなんで通信できていたかわからない」とも言っていた。

ひとまずこれで異常は回復したとみられる。アップロード帯域が異常に狭い現象も再現しなくなった。

ひかり回線異常のノウハウ

現象が発生し次第に即座に連絡する。

NTT側は過去の回線状況はわからないらしいので、回線の不具合が発生したら即座にひかりサポートセンターに連絡を入れる必要がある。時間外は録音と書いてあるので翌営業日対応なのかと思いきや、縮退運用しているだけで担当者は裏にいるみたいで一応即座に調べてコールバックしてくれる。

状況を監視する

自宅内に常時外部と通信しているちょうどいい Raspberry Pi があったため、これに mackerel-agent を入れて、年末から監視を開始した。mackerel-agent は特に設定せずとも connectivity を監視してアラートを出してくれる。ネットに繋ってる Raspi があれば一瞬でできるので便利だった (本来の用途ではないが)。

あとアラートにメモを書けるので対応状況をメモったりしていたのと、アラート対応という形にすると、半ば機械的にNTTに電話したりするメンタルになるのでキレにくくなって精神的にも良かった。

固定回線はオワコンだなと思う

回線異常のときいちいちNTTの担当者を家に召喚する必要があるとかキツい。ハードがマンション共有部や宅内にあるから、こういうことになっている。

モバイル回線は外の基地局との通信なのでこういったことはない。固定回線も窓の外から家に中にWiFi吹いてくれればいちいちこっちで応対する必要がない。

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