先に知っておくこと

ブッシュの上下にはグリスを塗らないこと。ここがすべってしまうとトラックの動きがおかしくなることがある。トラックがやわらかく感じるだけならよいが、体重をかけたとき、ブッシュゴムが横すべりしてカップワッシャーからはみ出してヘルニア状になり戻らなくなることがある。

むしろブッシュゴムの上下はしっかり摩擦を得て固定されていたほうが都合が良い。ゴムとワッシャー双方に若干やすりをかけて密着性をあげたり、金属側をしっかり脱脂して横すべりしないようにすると、音鳴りもしなくなるしトラック本来の動きとなる。

ピボットブッシュがうるさい

ピボットブッシュは一番うるさくなりがちなところ。ここは滑りが発生しても問題ないので、シリコングリスなどプラスチックを侵さないグリスを塗っておくといい。