今まではスプールの外周で支えるタイプを使っていたけど以下の点で問題があった

  • スプールが歪んでいるとスムーズにおくれない
    • 最近は紙製のスプールが多く、割と歪みやすい
  • スプールが軽くなってくると台から外れてしまう
  • そもそもあまりスムーズではなく吐出量が安定しにくい

ということで、スプールホルダを一新することにした。

スプールを固定するボルトとナットを作り、そこに固定軸を貫通させるようにした。

TR30x6 という台形ねじにした。早くねじこみたいと思うとピッチを広くしたくなるが、Fusion360 だとピッチが広いねじだと台形ねじになるようだった。デフォルトだと3Dプリントしたときキツいので、ねじの面をメス側で0.2mmオフセットさせている。


ところで Fusion360 だとねじの面取りがあまり直感的ではなく、先に穴に対して面取りをかけてからねじを作成し、面取りのフィーチャをねじの作成後に移動するという手順を踏まないといけない。

メス側を完全に貫通にすることで、ボルトをつけたままスプールホルダだけつけはずしできる。

ボルトをハメるだけの簡単な構造。

ボックス的にギリギリ3つのスプールが収められる感じなので、軸が干渉しないように工夫してある。軸の位置を、上下に若干ずらし斜めにすべらせて設定する構造に。


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