若干ややこしい。というのも、Shotcut の字幕は「フィルタ」として実装されており、元動画がなければつけることができない。しかしタイムラインのメインの動画にフィルタとして字幕を追加してしまうとフェードすることができない。これの問題は字幕用のタイムラインを作ってあげれば解決する。この場合、フィルタをかけるための「元動画」が必要になるので、別途用意してやる。といっても単にアスペクト比があった透過 PNGで良い。

この画像において V2 V3 は字幕用にしてある。はりつけているのはただの透過 PNG

そしてフィルタをかける

テキストをかけるフィルタはいくつかあるので適当に適用する。フェードは「動画のフェードアウト」などいくつかある動画用のフィルタを使うことができる。「黒でフェードする代わりに不透明率を調整」にチェックを入れておくとお手軽にフェードアウトできる。

みんな大好き Desmos Graphing Calculator の話。

グラフの色に設定できるのが、デフォルトだと6色しかないけど、簡単に増やすことができる。

開発者ツールを開いて

Calc.colors.GREY = "#999999";

とかする。GREY のところは適当でよい。

こうすると色選択するパレットに単に色が増えるので、増やた色を選択すればグラフの色を設定できる。

パレット追加した色はリロードしたりすると消えてしまうが、グラフに設定した色は保存される。

Calc.colors をダンプするとわかるが、色IDをキー・色値を値にもつオブジェクトになっている。

Calc.colors = {
BLACK: "#000000"
BLUE: "#2d70b3"
GREEN: "#388c46"
ORANGE: "#fa7e19"
PURPLE: "#6042a6"
RED: "#c74440"
};
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↑この画像は静止画ではなく、録画のスナップショット (α7R II 2160p モードを CamLink 4K/30FPS NV12 でとりこみ)

Elgato Cam Link 4K [録画・配信用コンパクトHDMIキャプチャカード(日本国内正規品)] 10GAM9901 -

5.0 / 5.0

結論からいうと CamLink という HDMI → UVC 変換器 (キャプチャボードの一種) を使うのがおすすめ。カメラの HDMI 出力と繋ぎ、カメラ側は動画モードにして、HDMI INFO の設定 (HDMI に OSD を出さない) をするだけでよい。

カメラ側で HDMI 出力設定を変えて 1080p か 2160p かを選べる機種の場合は、カメラ側で設定を好みのほうに変える必要がある。デフォルトだと 4K でしかとれないので、1080p で十分なら下げたほうが負荷が低いと思う。

もっと安い HDMI USB キャプチャあるけど?

知ってるぞ! こういうのだろ!

HDMI → UVC 変換器もピンキリで、キャプチャできる解像度や、画質に差がある。しかし商品説明からは全くわからないことが多い。具体的に何が違うか

  • 解像度 2160p(4K) 1080p(Full-HD) 720p (HD)
    • 4K はパススルーだけでキャプチャできないのが大多数。
    • 1080p 対応と書いてあっても、実際の画質は 720p 相当のことがある
  • 圧縮方法 MJPEG YUY2(YUV422)
    • MJPEG はフレームごとに JPEG 圧縮する方法。扱うデータ量が大幅に減るので安い。画質は悪い
    • YUY2 は色差だけを間引いて若干圧縮する方法。USB3.0 でなければまともな fps がでない。画質は良い
  • 何かほかの要素
    • 単純な変換処理なのでは?と思っていたがどうも画質がちがうことがある

残念ながら買ってみるまで詳細なことはわからない。HDMI キャプチャについては安物を買わないほうが良い (安物を2台ほど買って失敗した人間の言っていることです)。

CamLink は以下のような仕様で、現状手に入る中では本当にベストだと思う。脳死でこれ買いましょう。

  • 2160i 30FPS: I420/NV12 - 4:2:0 interlaced
  • 1080p 60FPS: YUY2: 4:2:2

ref. https://www.reddit.com/r/ElgatoGaming/comments/a0y2c9/introducing_cam_link_4k_4k301080p60_camera/eaolvkb/

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高周波リレー・同軸切替器・同軸リレーとからへんの話です。50W 通せる高周波リレーHF3シリーズを使ってみます。

TEHF3 Relay という製品を最近知った。これは DC から 3GHz までの高周波リレーだが、高周波リレーとしては大きな耐電力を謳っている。最大で 60W, 62.5VA、2.5GHz 23℃ では 50W の連続通過と書いてある。定格電圧と電流はそれぞれ 250VAC / 2A。高周波リレーは通常、小信号用であり、2W程度が定格になっていることが多いのでこれは結構珍しい。

このリレーは DigiKey でも購入することができる。しかも $12 程度と、この手のリレーとしてかなり安い部類に入る。DigiKey の RF リレーのカテゴリでは、2A までのリレーしか扱っておらず、その 2A のリレーはこのシリーズだけになっている。

2003年ぐらいからあるようで、特に新しいコンポーネントというわけではない。検索してみると実際アマチュア無線用途に使用している海外の例がヒットしたりする。

実験基板


リレー単体だと使えないので、リレーを載せるための基板を作る。再現性のため2層にして、PCB製造サービスを使うことにした。

余計なコンポーネントを乗せず、リレーとダイオードだけを乗せた基板にした。コネクタは安価な SMA のエッジコネクタ。一応伝送路はマイクロストリップライン (Coplanar Waveguide with Ground) として設計している。いまいち伝送路端の接続方法がわかっていないので適当につないでいるが正しくない気がする。

PCB 製造は PCBWay へ注文。部品は前述の通り、DigiKey で購入した。1週間せずすべてのパーツがそろった。

測定してみる

見るべき値は

  • 反射損失
  • アイソレーション (端子間の信号漏れ)
  • 通過損失

手持ちのスペアナの上限が 1.5GHz なので、そこまでしか測れない。

参考として 第一電波工業株式会社 同軸切換器 CX210N のスペックを引用する。

●価格:9,800円+税
●外形寸法:W71×H57×D42mm
●重量:440g
●周波数範囲:DC〜3000MHz●インピーダンス:50Ω
●入出力コネクター:N-J
●VSWR:1.05以下(DC〜500MHz)、1.1以下(500〜1000MHz)、1.15以下(500〜1000MHz)、1.15以下(1000〜2000MHz)、1.2以下(2000〜3000MHz)
●挿入損失:0.05dB以下(DC〜500MHz)、0.1dB以下(500〜1000MHz)、0.15dB以下(1000〜2000MHz)、0.2dB以下(2000〜3000MHz)
●アイソレーション(終端時):70dB以上(DC〜200MHz)、60dB以上(200〜1000MHz) 、55dB以上(1000〜2000MHz)、50dB以上(2000〜3000MHz)
●通過電力(SWR1.12以下時):1.5kW(DC〜30MHz)、 1kW(30〜150MHz)、500W(150〜500MHz)250W(500〜1000MHz)、150W(1000〜3000MHz)
●最大許容電力:1.5kW

反射損失


NanoVNA の結果。

コモン側の反射波、NC (Normally Closed)/NO (Normally Open) にダミーロード。(S11)

  • DC〜50MHz: -43dB (SWR 1.01)
  • 50〜500MHz: -27dB (SWR 1.09)
  • 500MHz〜900MHz: -19dB (SWR 1.25)

リレーのスペック上は 1.5GHz 以下なら最大でも1.08 程度なので基板などの影響が大きい。

挿入損失



スルーコネクタでノーマライズ後、コモンに TG (トラッキングジェネレータ)、NC (Normally Closed)/NO (Normally Open) にダミーロードをつけて、コンタクトしているほうをスペアナに入力。

  • DC〜500MHz: 0.12dB
  • 500〜1000MHz: 0.38dB
  • 1000MHz〜: 0.67dB

リレーのスペック上は 1.5GHz 以下なら、-0.15dB 未満。

アイソレーション



スルーコネクタでノーマライズ後、コモンに TG (トラッキングジェネレータ)、NC (Normally Closed)/NO (Normally Open) にダミーロードをつけて、コンタクトしてない状態でスペアナに入力。

  • DC〜200MHz: 69dB以上
  • 200〜1000MHz: 51dB以上
  • 1000MHz〜: 44dB以上

リレーのスペック上は 1.5GHz 以下なら、70dB 以上。500MHz 以下なら 80dB 以上ある。

全体の比較

メーカー製 CX210N 同軸切換器と比べると耐電力・諸特性に劣っている。ただ、耐電力以外はリレーのスペック的にはもっと良い値になるはずなので、基板設計によるところが大きそう。一方安価で電子制御可能なのが大きいメリット。

感想

長々と遠隔で切り替えられる同軸リレーについて悩んでいて、汎用パワーリレーを使ったものを作ったり、既製品の同軸切替器をモーターで回すのを試したりしていたが、これでいいんじゃないかという感じになった。

さすがに一発でうまく基板がつくれる感じではないので、気がむいたら何度か作りなおしてみる予定。

駆動

4.5V モデルが安かったので 4.5V モデルにしたため、コイルは 145Ω (28mA) 約 140mW。5V で駆動するなら追加で 18Ω、12V で駆動するなら 268Ω が必要になる。

コントローラについてはまた別途書く。

備考

G6K(U)-2F(P)-RF(-S, -T) の場合 VSWR 1.2 で 3W まで。接点容量は 1A

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