ZeroPlus LAP-C と sigrok pulseview の組合せについては書いたことがあるけど、ビルドする必要があったり、UI 的にいまいち使い勝手がよくなかった。

けどそれは2014年の話で、それから6年が経ち、改めて PulseView を使ってみたら大変進化していて、普通に使えた。各プラットフォームでビルド済みのものがダウンロードできる し苦労する点はない。

試しに STM32 の SWD を解析してみたがうまく動いている。トリガのかけかたも簡単 (A1 の右側についてるアイコンがトリガのマーク)

プロトコルアナライザも豊富にみえる。設定も簡単で何も悩むところはなかった。

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バッテリーが付属していなかったので、別途買った保護回路付き 1000mAh のバッテリーをインストールした。XH コネクタで、極性は見ての通り基板に印刷されているのでよい。

S-A-A-2 はバッテリーの状況は画面に表示されない。基板裏の赤い4つLED(裏返してコネクタを下にしたとき右端にある)が充電管理ICと直結しており、残量や充電状況を示すようになっている。充電中は点滅する。

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RIGOL デジタル・オシロスコープ MSO5074 70MHz 周波数帯域+4チャンネル+16デジタルアナログチャンネル+8bit垂直軸分解能+最高8Gサンプルレート+500000wfms/s波形取り込みレート+450000フレーム+200Mポイントレコード長+最大10V/div垂直軸レンジ+25MHz信号発生器内蔵(オプション)【国内正規品】【メーカー直営3年保証】【日本語取扱説明書対応】 - RIGOL

RIGOL

5.0 / 5.0

今まで使っていたもの

今まで使っていたのは2014年1月に買ったOWON SDS7102。安くて使えはするけど、ロータリーエンコーダーに不具合があったり、ノイズに弱いのを感じたり、全体的におもちゃっぽいので若干不満だった。

SDS7102 は帯域が100MHzな一方、MSO5074 は 70MHz なので若干スペックダウンしているが、実際 100MHz まで必要な測定はそれほどしてこなかったので、まぁいいかな。付属プローブや、ハードウェア的には MSO5074 は 350MHz モデルと全く同じらしく、ソフトウェアで制限がかかっているだけなので、最悪オプションでなんとかできる。

なぜ MSO5074 か

  • 4ch (2ch だと足りないなと思うケースが何度かあった)
  • I2C SPI RS232 がデコードできる (ロジアナも持ってるけど、出してきて接続するのが面倒くさい)
  • カラーグレーディングできる
  • メモリ長が非常に長い
  • 表示が綺麗
  • チャンネルごとに独立操作できる
  • 25MHz までのシグナルジェネレータがついている

Rigol は手持ちに スペクトラムアナライザ DSA815-TGを持っているけど、ネットワーク関係が割と良かったり、比較的堅牢で使いやすかったので、そこそこ印象が良い。

MSO5000 シリーズは Rigol の中でもミドルレンジなのでそれほど安くはない。が、オシロは電子工作する上でどっちにしろ一番使う測定器には違いないので多少お金かけてもいいかなと思う。

ちなみに 16chロジックアナライザ機能もついてるけど、専用プローブが普通に高いのでたぶん買わない (5万円ぐらい)。I2C SPI RS232 ぐらいなら 4ch アナログで十分かな

最初の印象

まだあまり使ってないので細かいところはわからないが以下の点の印象が良い

  • LAN 経由でブラウザから操作できたりキャプチャしたりできる
  • タッチ液晶 (思ったより良い)
  • ズーム機能

今のところよくないなと思う点

  • 起動が遅い (1分ぐらい)
  • レスポンスはそれほど良くない

経緯

プライムデーにあやかって?代理店が独自にキャンペーンしてたみたいで、バンド幅拡張以外のオプション全部付きで12万弱になっていた。すこしまえから気になってチェックしていたので、この機会にということで購入。

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  3. オシロスコープ Rigol MSO5074 を買った

Aliexpress で「15W 5-6dB 1.35GHz-9.5GHz UWB Ultra Wideband Log Periodic Antenna」と称して売っていたもの、せっかく NanoVNA V2 (S-A-A-2) で 3GHz までリターンロスが見れるようになったので見てみた。

測定点を増やして見たかったので NanoVNA-QTを使って USB 接続で計測

こんな感じで、確かに 1.35GHz ぐらいから SWR=2.0 以下ぐらいになっている。

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