今まで使っていたもの
今まで使っていたのは2014年1月に買ったOWON SDS7102。安くて使えはするけど、ロータリーエンコーダーに不具合があったり、ノイズに弱いのを感じたり、全体的におもちゃっぽいので若干不満だった。
SDS7102 は帯域が100MHzな一方、MSO5074 は 70MHz なので若干スペックダウンしているが、実際 100MHz まで必要な測定はそれほどしてこなかったので、まぁいいかな。付属プローブや、ハードウェア的には MSO5074 は 350MHz モデルと全く同じらしく、ソフトウェアで制限がかかっているだけなので、最悪オプションでなんとかできる。
なぜ MSO5074 か
- 4ch (2ch だと足りないなと思うケースが何度かあった)
- I2C SPI RS232 がデコードできる (ロジアナも持ってるけど、出してきて接続するのが面倒くさい)
- カラーグレーディングできる
- メモリ長が非常に長い
- 表示が綺麗
- チャンネルごとに独立操作できる
- 25MHz までのシグナルジェネレータがついている
Rigol は手持ちに スペクトラムアナライザ DSA815-TGを持っているけど、ネットワーク関係が割と良かったり、比較的堅牢で使いやすかったので、そこそこ印象が良い。
MSO5000 シリーズは Rigol の中でもミドルレンジなのでそれほど安くはない。が、オシロは電子工作する上でどっちにしろ一番使う測定器には違いないので多少お金かけてもいいかなと思う。
ちなみに 16chロジックアナライザ機能もついてるけど、専用プローブが普通に高いのでたぶん買わない (5万円ぐらい)。I2C SPI RS232 ぐらいなら 4ch アナログで十分かな
最初の印象
まだあまり使ってないので細かいところはわからないが以下の点の印象が良い
- LAN 経由でブラウザから操作できたりキャプチャしたりできる
- タッチ液晶 (思ったより良い)
- ズーム機能
今のところよくないなと思う点
- 起動が遅い (1分ぐらい)
- レスポンスはそれほど良くない
経緯
プライムデーにあやかって?代理店が独自にキャンペーンしてたみたいで、バンド幅拡張以外のオプション全部付きで12万弱になっていた。すこしまえから気になってチェックしていたので、この機会にということで購入。