Zopeジャンキー日記 :群集がいつも賢いとは限らない 「Wisdom of Crowds」の成立条件 を見ていて、向井秀徳 (NUMBER GIRL, ZAZEN BOYS のフロントマン) の自分が自分であることに疑問を持とう を思い出した。

今言ったことが、自分の考えた意見なのか、はたまた他人の意見なのかをよく考える必要がある。ただ、おもいっきり突き詰めて考えると、誰も自分の考えた意見など持っていない。成長過程で環境 (人間を含めた自然) からの影響をうけ、自分を構築するため、実際には自分が自分だと思っている部分でさえ、誰かに作られたものだから。もちろん、こういうことを言い出すと切りがないのだけれど、俺は正直、全ては最初に決まっていたような (正確にいえば、全ての事項に原因があるのだから、突き詰めて考えれば世界が生まれたその瞬間に元凶があり、誰も次の一瞬を変えることはできず、ただ確率的に世界が進んでいる。こうマルコフ連鎖のイメージ) 感じを持っている。個人が「俺は未来を変えるんだ」と考えているのは別にいいのだけれど、そうやって考えることも、彼の成長過程で、何かの影響をうけ (原因があり)、なるべくしてなった結果 (過程) だろう。俺が今こうやって書いているのも、どこかで間違ったとか、そういうことではなく、なるべくしてなったことで、誰にも責任はない。

誰もが、人間ごっこをやらされて、誰でもない何かに踊らされている。

とかいう話はまぁ建設的ではないわけで、とりあえずある程度希望的な話をするとすれば、っていう出だしで書こうと思ったのだけれど、思いつかないのでやっぱいいや。

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