必要なのは技術じゃないってことは分かっているつもりだけど、俺はその必要なものを手に入れるのが嫌なわけで、そのへんどうにかしないといけないんだけど、その辺どうにかすると俺は俺でなくなるわけで、まぁ俺が考えている俺は所詮誰かが作った俺でしかないんだけどさってことを昨日友達の父親の友人の吉弥さんが言ってた。

コミュニケーション能力が必要とか、そういう話だけど、欲しくないのだ。真面目な話を一対一あるいは、一対多でするのがめちゃくちゃ嫌いなのだ。それって楽しくないから。

ネットワークゲームなんかで、ギルド戦について真面目に議論を交わして揉めているのとか、めちゃくちゃ嫌なわけで、悪いわけじゃないんだけど、単純にああいうのを楽しめない。そういうときはログアウトするんだけどっていうか、ギルド戦とか結局嫌で仕方ないからやらなかったんだけど、っていうかホムンクルスをプログラミングしてみたいんだけど、っていうかアカウントないんだけど、っていうか1500円はたけぇよ、いやこんなの関係ないんだけど。

ネットワークゲームなんかは「ゲーム」であるから、嫌ならばログアウトすればいい。でも実際の面を合わせた情況ではそういうわけにはいかない。そういうわけにはいかない。面を合わせて真面目な話というのは、逃げ道 (例えば相手を認める余裕だったり) を確保することすらぎりぎりのラインだから、本当に話たいことなんて、全く伝わりはしない。もともと伝わらないのがさらに伝わらなくなるわけだ。もういい。

例えばどこから沸いてくるかわからない自信とか、昔はモテたんだぜ今の俺は仮の俺だとか、とりあえず批判しとけとか、とりあえず謝っとけとか、とりあえずお前うざいとか、そういうのが苦手なのでコーヒーゼリー食いたい。

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