結論から言うと、DN-10101 は (商品ページには書いてないが) ステレオ入力可能 (ステレオマイク入力)。これはおそらく SD-DAC63095 や USU08B という型番の商品と同じようで、中身は定評のある VIA チップのようだ。中国製品は外見が同じでも中身が全然違うコピー製品もたくさんあるので結構買ってみるまでわからないところがあって、ちょっとした賭けになってしまうけれど、この製品はアタリだと思う。
上海問屋からメール便で買うとマニュアルがないが、以下から英文マニュアルはダウンロードできる。
- http://www.sybausa.com/productInfo.php?iid=1485 マニュアルがダウンロード可能
書いてある通り、このデバイスはステレオマイク入力が可能なので、SDR 用の入力デバイスとして利用できる。96kHz 24bit サンプリングかつステレオ入力ありの小型デバイスというのは世界的に殆ど存在せず、国内販売されているものでは現在唯一といえそう。本来もっと安いが、安いが故に個人輸入すると送料でかえって高くつくので上海問屋で買うようが納期が安定して良い。
KX3 と繋いで SDR 用のサンプリングデバイスとして使ってみたけど何の問題もない感じ。ものすごい変なノイズとかはない。写真の通りかなり小さいので、持ってでかける用途によさそう。
ただ、マイク入力端子は3V程度直流がかかっているので、カップリングコンデンサが入ってないLINE出力な機械に繋ぐとまずそう。KX3 は 10μF 入ってるので大丈夫っぽい。
出力端子もノイズ少なくて良いけど、どうも手元の Mac だと 24bit 出力はできなかった。16bit なら可能。