最近ちょっと数学がおもしろい。数学といってもレベルが低いことしかしてない (なんといっても僕は微分積分を高校で習っておらず、微分積分の解きかたすらしらないのだ)。

元々方程式を立てたりするのは嫌いではない。というのも機械的な操作で (つまり頭をつかわずに) 答えを導きだせる方法論として面白いからだ。行列も、連立方程式を機械的に解く方法と考えると親近感がわく。

しかし解くのは好きではない。ある操作が正しい操作かどうか、いちいち自信を持てないからだ。単に慣れてないというだけではあるけれども、ストレスになる。maxima を使うようになってからこのストレスは著しく軽減された。「これで正しんだっけ?」と思ったとき、maxima に解かせれば必ず正しいことがわかる。僕は自分を信用しておらず、機械を全面的に信頼している。


数式を読むのは英語を読むような感覚に似ている。ネイティブで理解することはできないが、頑張って読もうとすると読めることがある。読めると「そういうことか」と思うことがある。

「xx が xx なのは本当なのか」という不安を解消するのに数式が役立ってくれるように感じる。

▲ この日のエントリ