α7R II を買った。SONY の FE レンズは買わずに SIGMA MC-11 を一緒に買った。

動機

今まで使っていた 5D Mark II は2010年に買ってたので7年ぐらい使ってた。思ったより長い。そしてEOS 5D Mark II にはそれほど大きい不満があるというわけでもなく、一眼レフカメラとしてはもうこ以上買う気はそんなに起きないぐらいには満足してた。

しかしもはや一眼レフってのもなという状況になってきた。もしキヤノンがボディ内手ぶれ補正をつけたフルサイズミラーレスを出すなら買いたいけど、やっとAPS-Cサイズで本気出してきたぐらいで、これから数年経ってもでることがなさそう…… キヤノン的にはミラーがあってもミラーアップしてライブビューで撮れば同じようなもんやろと思っているかもしれない。

ひとこと

とりあえず本体の画質は文句なしに良い。ボタンの配置が微妙なのとダイヤルのクリック感がゴミみたいな感じなのとかは画質と相殺して我慢できるレベル。

画素数が多いので、高分解能のレンズだと今までよりさらにクリアになったと感じる。ローパスレスなせいか等倍にしてもピクセル間のコントラストが強い。ローパスフィルタの必要性はわかるが、今のところモアレがでるような被写体を撮ってないのでローパスレスでのデメリットは感じられてない。高分解能のレンズほどモアレがでやすいはずだけど、どのぐらいのランクのレンズから影響があるのかはわかってない。

ググればいくらでも高感度特性とか出てくるので主観的にいくつかインプレッションを書いておく。

ピクセル数

44Mピクセルになって、8K(33M) を超えた。8K を超える画素数は一つの目安だと思っている。8K ぐらいでようやくそれなりの大画面でも人間の認識能力に届くようなピクセル密度になってくる。

4K ディスプレイでかなり古いカメラの画像を見かえしていたりすると、ピクセル数が足りないだけで残念な気分になる。8K はもはや未来ではなく、数年後ぐらいのそう遠くないうちに8K未満の画像だと残念になることが予見できる。

ISO AUTO低速限界

手ぶれ補正を効果的に防ぐ安全策として強力に機能する。α7R II にはボディ内手ぶれ補正もあるけど、「より高速」に設定して2段分はやいシャッタースピードを設定するようにしてる。おかげでAvで撮影するときはほぼ完全にシャッタースピードを気にする必要がなくなり、いちいち手動でISO感度を変える必要がなくなった。

普通のISO AUTOだけだと、1/焦点距離でISO感度を上げようとするが、これだと遅すぎるので今までかなり不満で、ISO感度の切り替えを手動でやる頻度がかなりおおかった。α6000にもつけてほしい。

ボディ内手振れ補正

レンズ内補正がない単焦点で嬉しい。撮影時にファインダー像が安定するのは地味に効く。

レンズ

SIGMA MC-11 と手元のEFレンズを使ってる。

MC-11 は EF -> E のマウントコンバーター。SIGMA の最近の製品用のコンバーターだけど、EFマウントの他のレンズでも結構使える (SIGMAとしてのサポートはされてないけど、ファームウェアアップデートで考慮されるぐらいにはサポートされている)。手元にあるレンズはすべてAF 可能だった。ただしSIGMA の最近のレンズ以外だとできないことも多い。

MC-11 が存在していなければαを買うことはなかっただろう。

各レンズごとに挙動が違うので別にエントリを書く

ソニー フルサイズミラーレス一眼 α7RM2 ボディ ILCE-7RM2 ソニー Eマウント - ソニー(SONY)

ソニー(SONY)

5.0 / 5.0

SIGMA シグマ EF-E用 キヤノン⇔ソニーEマウント マウントコンバーター MC-11 フルサイズ 一眼レフ ミラーレス - シグマ(Sigma)

シグマ(Sigma)

5.0 / 5.0

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