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ブルーシートの番号の意味 #3000 #2000 どれを選ぶか
この番号の意味は「3.6m×5.4mサイズでの重さ(g)」を表現している。用紙の厚さの目安を重さで表現するのと似ている。
メジャーなのは表題の通り #3000 や #2000 あたりのようだ。軽さと耐久性のトレードオフがあり、このあたりがバランス良い。#3000 はテントのグランドシートにも代用される。
とりあえず買うなら #2000 でいいと思う。#2000 ぐらいならすぐに破けそうな感じはしない一方、新品でもゴワゴワ固くて扱いにくいということもない。
100均とかで売ってる激安シートはめちゃくちゃ薄いが、あれがだいたい#1000ぐらいだと思われる。#1000 は敷物としてまるで使えないレベルだと思ったほうがよい。
マキタ レシプロソー 10.8V JR104D 買ってみた
ストローク13mm。切断能力50mm。掃除機やドリルとバッテリー兼用にしたいので10.8Vにした。
文字通りのこぎりの代替の目的もあるが、基本的には粗大ゴミを好きなときに自由に解体して一般ゴミで出したいという目的のほうが大きい。
替刃
レシプロソーはメジャーメーカーで統一規格のようで、基本的にどれも挿さる。
またこのレシプロソーはジグソー B タイプのブレードも使える。本体を立ててシューを押しあてればジグソー風につかえる。
Bタイプのブレードって何だ?と思うが、最近のモデルはメーカー共通でこのBタイプ(Boch互換という意味)になっているらしい。
ブレード取り付けは六角レンチで行う。結構キツく締めないと動いてるときに抜けやすいので、必ずレンチはトルクがかかりやすいように使う。
正直、どれを買うかよくわからないので一通り買ってみた。
USマキタ純正。
- 円切り用 (取り付け部が違うだけで機能的にはジグソーブレードと一緒)
- 6TPI 複合材用
- 10TPI 複合材・メタル用
- 18TPI メタル用
- 厚さが違うプログレッシブ刃2枚
- よくわからない。解体用ってこと?
ジグソーブレード。小物を切りたいときに使うかな?と思って買ってみた。使わないかも。
切り方
ある程度速度を出さないと刃がひっかかって余計にあぶない。できるだけシューとワークが密着するほうが楽に切れやすい。
やってみた感じだと、金属切断には解体用ではなく金属用を使うのが正解っぽい気がする。まだ木製品の解体はしてないがMDFは普通になんでも切れる。
薄板にはどうしても細かい刃が必要。
しばらくパワー出して使うと結構熱くなって心配。
備考
防刃手袋も買いました。電動工具は制御外の力が出易く、どうしても事故りやすいので念のため。回転工具のように巻きこまれる危険がないなら手袋はつけたほうが安全みたい。
保護メガネもかけましょう。
ref
サンドペーパーの番手
#240 なら1インチ(25.4mm)あたり240の目のあるメッシュを通してふるいをかけた砂を使っているという意味らしい。#240 なら 25.4 / 240 ≈ 0.106mm 未満の粒度。
なお #240は「メッシュにひゃくよんじゅう」と読む。
3Dプリンタの仕上げに平滑性を求める場合
#100〜#150 から初めるのが良いっぽい。
ref.
3Dプリンタでスマフォドック。もっと早くつくっていればよかった
スマフォ用に充電ドックをつくったら思いのほか便利だった。片手でさくっと置ける。上の画像はバージョン1で、これはこれで使っているけど、もうちょっと構造を改良したものを ZenFone3 用にもつくった。
意外と市販品がないので 3D プリンタの出番といえそう。つけるケースとかによってサイズが変わってきてしまうので接触式ドックは大量生産しにくいのだろう。
USB Type-C はコネクタの位置あわせがそれほど厳密でなくとも挿しこめるので、割と雑につくってもうまく機能させることができる。
そういえば Nintendo Switch で Type-C を直接ドックコネクタとして採用していてびっくりしたけど、あれはさすがに本体側とドック側で位置あわせする凹凸があって、位置があわない限りドック側コネクタが露出しないような仕組みになっている。横から適当にさしこんでも位置があうとうまくドッキングする。
3Dプリンタの静音化のためにステッピングモーターにダンパーを追加
「NEMA 17 Vibration Damper」 あたりで ebay を検索して出てきたやつを買ってみた。5個で520円ほど。中古品みたいな汚れたのが送られてくる。5個のうち1つはプレートが歪んでいて使えない感じ。よく見るとわかるが5個のうち2つは穴の大きさが違っていて、すこし大きい。というかそもそも商品説明の穴の形と違う。だいぶ謎仕様。まぁ機能が果たせれば文句をいえる値段ではないが……
取り付け
X軸とY軸だけ取り替える。Z軸も動いてるときはそれなりにうるさいのだけど、ほぼ全部分解しないといけないので大変だし、3Dプリンタの場合Z軸はほとんど動かないのでやらないことにした。E軸はそもそもうるさいと思ったことがない。
Originai Prusa i3 MK2.5 で、X軸は簡単に取り替えられる。シャフトの長さがギリギリなのがちょっとこわいか。
Y軸はちょっとややこしくて、Prusa i3 MK2: 3 Point Y Motor Holder を使って元々のパーツを3点支持型に変更するか、Prusa i3 MK2S Y axis stepper damper attachment plateを使ってあげるなどしないといけない。前者はフレームの組みなおしが必要になってしまうので、後者でなんとかした。
効果はどうか?
かなり効果がある。High Power モードでも Silent モードにしたぐらいの静かさになる。
もしかすると造形精度に影響があるかもしれないが、いまのところは大丈夫そう。耐久性も疑問があるけど、ヘタってきたら単に戻せばいいだけなので、気軽に導入できる。
ネクスケアがすごかった ( vs キズパワーパッド)
ハイドロコロイド系の絆創膏だとキズパワーパッドがメジャーな気がするが、3M のネクスケアも試してみたら使い勝手が全然違って感動したので書く。(特に理由なく安いっぽいから買って常備しておいたのだけど、なかなか使う機会がなかった)
ネクスケアのカバーフィルムがすごい
キズパワーパッドは全面がハイドロコロイド素材になっていて、直接それを貼りつけて固定する感じになっている。密着しにくい部分にはったりするとどうしても剥れてしまい、その部分に水がかかってしまうと剥れた部分が白く変化して使えなくなってしまう。
ネクスケアの場合、ハイドロコロイド素材の上に防水フィルムがさらに貼り付けてあり、周囲10mmぐらいを、かなり薄い透明なフィルムでカバーするようになっている。上の写真だと指の間にフィルムがはみ出してるのでわかりやすい。
とにかく、このカバーフィルムがすごい。めちゃくちゃ薄くて透明で皮膚に密着するので、貼ってあるのか貼ってないのか心配になるぐらい見えない。伸縮性もあって密着しているので水がかかっても全く問題なくなる。不思議。
これだけ薄くて密着するので剥すのに苦労するかなと思ったけど、普通に端を爪で擦ったら特に強くひっぱられることもなく剥すことができた。
貼り付け方法も工夫してあって使いやすい。極薄のフィルムを貼り付けるのは普通は難しいのだけど、4ステップで貼ることで何の苦労もなく貼れるようになっている。
欠点としてはフィルム分、患部に対して貼り付け範囲は広くなってしまうことぐらいか。今回自分は手のひらだったので問題ないが、指先とかだともしかすると使いにくいかも。
しかもネクスケアのほうが安いぽい。完全にオススメ。
しかし酒飲んで転んで怪我をするという実績を解除してしまった…… 人生の先輩がたにおかれましてはそれで骨折している人も多くいるので、転んだ瞬間それがよぎった。結果的には擦り傷ぐらいですんだけど、気をつけたい。
async 関数内では全ての関数呼び出しに await を書けば良い
await x は await Promise.resolve(x) という意味なので、どのような値がきても問題ない。同期関数を await しても問題は起こらない。呼び出し先の関数が Promise をかえすかどうかを悩む必要はない。
Promise.all も同様で、(別に意味はないけど) 即値を渡しても問題ない。
Spring MVC で @Async と @RequestScope を共存させるには?
@Async と @RequestScope を同時につかうとどうなるか
@RequestScope、これは @Scope(value = "request", proxyMode = ScopedProxyMode.TARGET_CLASS) と同じ意味。この Bean はスレッドローカルにひもづけられているHttpServletRequestに保持されている。
@Async は別スレッドで処理を実行するため、間接的にでも @RequestScope な Bean を使っていると以下のような実行時エラーとなる。処理中のスレッドには該当する Bean が保持されていないという旨。
ScopedProxyMode.TARGET_CLASS なのでスタックトレースがややこしい。cglib を使ってクラスのプロキシを作って、プロキシクラス内で Bean をどこかからとってきて呼ぶという動きになっている。おかげでスコープに関わらずコード上は Singleton のように扱えているが、黒魔術はひっかかったとき大変です。
解決方法
https://stackoverflow.com/questions/23732089/how-to-enable-request-scope-in-async-task-executor に良い解決方法が書いてあって、これを使えばよい。やってることは単純で @Async で別スレッドで実行しようとする際に、呼び出し元スレッドのBeanを渡してあげるという感じ。
ただし、どうもコピペでは動かなくて、以下のようにかえてうまくいった。結局 Executor インターフェイスのメソッドだけオーバーライドしたら良い。
@Configuration
@EnableAsync
public class AsyncConfiguration implements AsyncConfigurer {
// Default task executor for @Async annotation
@Override
@Bean
public Executor getAsyncExecutor() {
val executor = new ContextAwarePoolExecutor();
executor.setCorePoolSize(25);
executor.setQueueCapacity(25);
executor.setMaxPoolSize(25);
executor.setThreadNamePrefix("AsyncTask-");
executor.initialize();
return executor;
}
@Override
public AsyncUncaughtExceptionHandler getAsyncUncaughtExceptionHandler() {
return null;
}
@SuppressWarnings("serial")
public static class ContextAwarePoolExecutor extends ThreadPoolTaskExecutor {
/**
* Override Executor interface
*/
@Override
public void execute(Runnable task) {
super.execute(new ContextAwareRunnable(task, RequestContextHolder.currentRequestAttributes()));
}
}
public static class ContextAwareRunnable implements Runnable {
private final Runnable task;
private final RequestAttributes context;
public ContextAwareRunnable(Runnable task, RequestAttributes context) {
this.task = task;
this.context = context;
}
@Override
public void run() {
if (context != null) {
RequestContextHolder.setRequestAttributes(context);
}
try {
task.run();
} finally {
RequestContextHolder.resetRequestAttributes();
}
}
}
}
劇団四季 ライオンキング
大井町の夏劇場で見てきた。妻がチケットをとらなかったら一生見なかったであろう (ミュージカルに興味がないので……)。
箇条書き
- 急にはじまる
- 特に2部はスタッフが走ってるな?と思ったら演者だった
- 舞台装置がすごい
- よく知らないので舞台って演目ごとに作りかえるのか?すごい大変だなとか考えてた。
- → 作りかえるらしい。舞台装置も含めて作品みたい
- よく知らないので舞台って演目ごとに作りかえるのか?すごい大変だなとか考えてた。
- 思ったより舞台の奥行があった。
- 幕の演出が複雑ですごかった。いまいち原理がよくわからないのがあった
- シーン転換にまったく隙がなかった。これが普通なのだろうか?
- シルエット (逆光) と順光がスムーズに繋って転換するシーンが多くて印象的だった
- ライオンのかぶりものの扱いが謎。演者は仮面のほうを見て演技してるっぽい。でもプライベートなシーンでは1回これをはずして会話してて、どういうことって思った。メタなのか? あの仮面どうやって操作してるんだろう。姿勢と連動してる?
- トリが演者から離れるシーンも、あのトリの扱いはどういうものなんだ!?と思った。
- 演者を意図的に見ようとしなければぜんぶちゃんと動物に見えるのがすごい。
- 悪役スカーがめちゃくちゃよかった
- 最後のほうで「人殺し!」っていうシーンがあるけど人……?人とは???とちょっと思った。
- シーンで印象的だったのは1部最後のヌーの群れと2部の水面にうつるムファサのところ。すごかった。
- すごく長い間やってるミュージカルみたいだけど、ずっと演出が同じなんだろうか。
『きっと、うまくいく』を見た
3時間弱あってなかなか見れなかったけどようやく見た。おもしろかった。
しばらく緊張させたあと解決して歌と踊り、みたいな流れが何度かある。ひとつのことを無駄にひっぱったりしないので、ずっと緊張させられることはない。割とショッキングなシーンもあるけど、最終的にうまくいってすっきりする。
序盤から細かい伏線がちりばめられていて、それらが終盤に向けて次々と解決していく感じが気持ちよい。最近あんまりこういう伏線回収が気持ちいいストーリー見てなかった。
とにかく良かった。
『帰ってきたヒトラー』をみた
タイムスリップ異世界転生で、設定自体はものすごくありふれてるけど、扱っているのが際どい。
基本的にはコメディなのか?と思って前半笑って見ていると、徐々にドキュメンタリが入ってくる。実際のドイツ国民へのインタビューや極右団体との絡みなんかが入ってくる。映画の中のヒトラーは、ヒトラーに似た人間が演じているものだと思われている。この設定がそのまま現実に通用するため、ドキュメンタリとフィクションが混ざっても全く違和感がなく、目線が入っていない部分はフィクションなのかどうなのかよくわからない。
前半は異世界転生ものとして面白いのに、うまいグラデーションで見終わるころには怖くなっている。現実の合法的な議席獲得の最初の段階もこうだったのだろうか?と思わせる。