ハタガネは300mmで1本あたり700円程度する。多数必要なのでなかなか単価が高いのが効いてくる。

それほど使用頻度が高くないため、もうすこしいい方法はないか?と考えて 3D プリンタで作ってみることにした。

できたもの



軸自体は市販のアルミ角材10x10mmを使っている。1000mm で400円ぐらいのを3分割して300mmぐらいにしてある。軸は角材のままで、追加の加工は不要。

残りのパーツを3Dプリントして、M5 のボルトで締めつけて固定している。

ウィングボルトが割と高い (60円〜150円)。300mm だと一本400円〜500円ぐらいか。300mm では手間の割にはあんまりコストメリットはないかも。500mm以上だとコスパが改善する。

ウィングボルトは六角ボルト+3Dプリントのボルトノブでも置き換えられるので、そうしたほうが安くはなる。

使用感

木工用途では目的を果たせそうだということがわかった。

この方法の最大のメリットは表題の通り長さがかなり自由ということで、パーツを外して組替えれば500mmや1000mmにもできる。また、角材自体には手を加えず、構造も単純なあので必要なくなったらバラして再利用できる。

なんならパーツは 3D プリントではなく削り出せばもっと堅牢なものがつくれそうだ。けど、それなら市販のハタガネ買ったほうが安いと思う。

SUN UP 真鍮ハタ金 2本組 300mm - 近与(KONYO)

近与(KONYO)

3.0 / 5.0

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