なかなか見た目も可愛いのでエンクロージャーから作りなおすというほどでもない。吸音材(ホワイトキューオン)をいれるのと、回路定数だけ見なおすことにした。
アンプICは 8002A CK2T24 1N と刻印されている。http://www.shenzhensum.com/products/datasheet/8002%282.0W%29.pdf これとかかな
基板上の入力カップリングコンデンサは LCR メータで測ると 0.1μF。入力抵抗は 682 =6.8kΩ。 fc = 1/(2πRi*Ci) で、そんなわけで、入力は234Hzのハイパスフィルタを構成してしまっている。
フィードバック抵抗は 223 = 22kΩ。Av =2*(Rf/Ri) で、約6.5倍の電圧ゲイン。
入力定数のおかげで低音がかなりカットされている。これはこれで別に悪くはないけど、試しにもうちょっと低音まで出せるようにしてみた。やったことは 4.7μF を並列に繋げるだけ。チップコンなら単に積層してあげるだけなので難しくはない。そもそもこういうカップリングにセラミックコンデンサを使うのはよくない (DCバイアスでかなり容量が変化する) みたいだけど、あんまこだわらない。