新しくラジオペンチ(やニッパー)を買ったときに違和感があって、なんでだろうなあと考えていたところ、バネの有無ということがわかった。
なんとなくバネがあったほうが自動的に開いて便利な気がするけど、これが自分にはあってないみたい。
バネがあると自分で開かなくていい一方で、閉じるのに余計に力がいるので素材への力のかけかたが少し難しくなる。バネなしなら指先の延長のように扱えていたのに、バネつきだと手袋をして作業しているような感覚。
というか実際、自分はバネで自動的に開く機能を使うことがほとんどない。人差し指と薬指をペンチの外側に、中指を内側に入れて、開きかたをすべて指で制御しているので、むしろバネが負担にしかなっていない。https://youtube.com/shorts/dhTa218TuG8
古いペンチばかり使ってしまっていた原因がようやくわかった。そしてすべてのバネをはずした。
バネありのメリット・デメリット
メリット
- ペンチの扱いに慣れてなくても開く・閉じるがスムーズ
- 開け閉めできる持ちかたを覚えなくていい
- 強くつかむだけなら不器用でも問題ない
デメリット
- 力の加減が難しくなる
- 閉じるのに僅かに強い力が必要となる
- 加減してつかむ用途だと疲れる