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ある日、爆弾が落ちてきて / 古橋秀之

とか友達に借りて読んでみた。

友達にはいろいろ借りまくっていて、この本についてだけ書くのは本に対して不平等だろ、とか思いつつ、まぁ、書くのにはそれなりの理由があるんじゃないかな、って誰かに聞いてみたりするんだけど、それは置いておくことにするよ。

某日記で時間系の話、と紹介さていて、しかも友達に聞いたら持っていて、なおかつ、「次会うとき貸すっていっただろ。このカスデコ野郎(意訳)」とか言われてそれなりに期待していたんだけど、期待していたわりに読んだ後気持ちいい (普通は期待ってのは裏切られるものなのだ) ので書くことにしたんだ、たぶんね。

「時間系」についてはあとがきで説明があるんだけど、実際それを感じるのは「むかし、爆弾がおちてきて」と「三時間目のまどか」ぐらいだ。他人の時間と、自分の時間との関係という点では全部だけど、それを言い出すと殆どの物語や小説は時間系になってしまうのでアレですね。

余計な設定を出さないで、ちゃんとぶっ飛んだ設定に必然性みたいなものを見出せるのがよかったと思う。こういう系の小説であんまりそういうの見かけない。

好きなのは後ろの三つ (出席番号0番・三時間目のまどか・むかし、爆弾がおちてきて) かな。とか思っていると、やっぱ俺はハッピーエンドが好きなのか?とか思っちゃうね。思ってるより俺は 単純なようだ。

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あるライトノベルを読んでいて、高校生であるはずの人物(頭脳派の設定)が「~たまえ」とか「~ではないが」とかっつう喋り方をしていてすごい違和感があるというか、リアリティが全くないというか……っていうのを友人に話したんだけど、別に気にしてないみたい。結構誰でも感じてると思ってたけど違うらしく説明するのに困った。しかも上手く説明できない。

現代ファンタジーだとしたら、「現代」の部分はちゃんとリアリティを保っていて欲しいような感じ。あとはあまりにも無理やりすぎる展開とか……無理やりすぎる展開っつうのは上手く書けば同じようにもっていけそうなもんだけどなぁ。それだと無理やりじゃないか。

いい例えも浮かばないし、例えだけで説明しようとすると上手くいかないもんだし、うーむ。

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借りたライトノベルを消化(わら)。何か突然ノルウェイの森が読みたくなる。でもあれは学校の図書室で読んでいたやつだから家にはないんだ。残念。今度余裕があったら買おう。できれば海辺のカフカも。

なんで村上春樹を読み始めようと思ったのか全く覚えてない。ネット回ってて面白い人が「いいね」とか言ってたからだったかなぁ。

ノルウェイの森はフレーズだけ考えるとアートの UNDER MY SKIN やら MISS WORLD あたりを思い出すような。逆だろうけど。ノルウェイの森読んでてゾクゾクするのは突撃隊から貰った蛍のあたりなんだよね。もうなんともいえない。

MISS WORLD は俺がアートを好きになるキッカケ。歌詞に似たフレーズがある。どの部分かっていうのを正確にうまくいえない(全体的にかな)んだけど、なんか好き。あれかな 光のほうへ 君は 手を伸ばす あたりが一番印象深いかもしれない。

どっちも(ノルウェイの森も、MISS WORLD も)光の粒子を掴もうとするシーンが好き。ふと気付くと頭に浮かぶ。でもノルウェイの森の場合は男が手を伸ばしている映像で、MISS WORLD では女性が手を伸ばしている映像になる。面白い。

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