なんとなく i2c-dev.h とかで定義されているAPIを呼ばないと使えないのかなあと思っていたけど、デバイスファイルの読み書きと ioctl だけで普通に使うことができた。
書きこみ
- /dev/i2c-1 とかを rw+ で open
- ioctl で I2C_SLAVE コマンドを使ってスレーブアドレスを指定する
- write する
I2C 的には START -> SLAVE + W -> DATA送信 -> STOP が行われる。
読みこみ
- /dev/i2c-1 とかを rw+ で open
- ioctl で I2C_SLAVE コマンドを使ってスレーブアドレスを指定する
- 読みこみたいアドレスを write する
- read す
I2C 的には START -> SLAVE + W -> DATA送信 -> ReSTART -> SLAVE + R -> DATA受信 -> STOP が行われる。
たぶん一度 write/read するたびに Repeated Start が送られるのかな。
Ruby での例
Ruby でやる場合以下のような感じでいけた。デバイスによってはうまくいかないかもしれない。
class I2CDevice
# ioctl command
# Ref. https://www.kernel.org/pub/linux/kernel/people/marcelo/linux-2.4/include/linux/i2c.h
I2C_SLAVE = 0x0703
attr_accessor :address
def initialize(address)
@address = address
end
def i2cget(address)
i2c = File.open("/dev/i2c-1", "r+")
i2c.ioctl(I2C_SLAVE, @address)
i2c.write(address.chr)
ret = i2c.read(1).ord
i2c.close
ret
end
def i2cset(*data)
i2c = File.open("/dev/i2c-1", "r+")
i2c.ioctl(I2C_SLAVE, @address)
i2c.write(data.pack("C*"))
i2c.close
end
end