史上最強図解よくわかる発達心理学 -

4.0 / 5.0

あらためて見るとすごいタイトルだ。

全体的に発達の段階を追って書かれている。「受精してから死ぬまで」が現在の発達心理学の研究対象らしく「発達」の言葉のイメージと違って、結構範囲が広い。生まれてからじゃなくて受精してからだし。「ゆりかごから墓場まで」より広い。

「発達障害」とかといったときの「発達」の言葉の意味がよくわからなかったので、そこらへんが俯瞰的にわかったのがひとつ良かった。

死ぬまで発達し続けるということで、「退歩的発達」というのがあって、老後にはまたそういう環境変化の受け入れというステージがあると書いてあり、なんとなく面白かった。ちょいちょいある団塊の世代の言動がひどい、というのもある意味発達障害といえるのではないかと思った (この本にはそうとは書いてありませんが)。

若干不満なのは、画一的な人生モデルにそっているようなところ。ある発達段階になると結婚して子どもができるよね、みたいな。じゃあそれに当て嵌らない場合の発達ってなんなんだ? と思うが、そういうのは書いてない。

養育性

「養育性」についてあんまり記述はないけど、そういう言葉をはじめて知って面白かったので追加で調べてみた。

「母性」とか「父性」とか最近は言わないらしい。「母」とか「父」とつけるとかなり限定的かつ自動的になる感じがするが、「養育性」はそれらをひっくるめた少し違う概念のようだ。定義は

、「相手(生きとして生けるもの)の健全な発達を促進するために用いられる共感性と技能」と定義した(Kojima,1986、小嶋、2001:150)。

http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/20561/1/TIN.pdf

と書いてあるのがあった。大人から子どもに対するものに限定されず、たとえば花をいつくしむ、みたいなのも養育性に入るらしい。

いずれにせよ「母性本能」や「父性本能」なんてものはなくて、それに対応するような「養育性」はあくまで後天的に獲得される (発達する) 技能 (スキル) ということ。

特に子どもに対して考えるなら「子どもの健全な発達のためにどんな役割をすべきかを認識し、また実行するスキル」が「子どもに対する養育性」といえるのではないかと思った。そういう言いかたをするかどうかはわかりませんが。

スキルって考えると割りきってゼロからスキル上げてこうって感じでいいですね。

一方で、スキルっていうならその筋の専門家が行うほうが効率的であり、逆に全ての「親」にそれを求めるのは難しいのではないか、という感じがする。長い目でみると社会として「養育性」をつちかって、完全に専門に養育するような形態になるかもなと思った。現時点ではけして受けいれられる考えかたではないと思うが、部分的には「保育園」や「学校」という形にはなっているので、ありえないことではないかもしれない。

ref.

所感

子どもの発達について学ぶつもりで買ったけど、それ以外のところの発見のほうが多かったかもしれない。子どもだけではなく、自分が今どんな発達段階かってのはよくよく認識したほうが良さそう。

ちょっと思うところあって、HDMI を USB Video Class (UVC) に変換するキャプチャデバイスを買ってみました。簡単にいうと HDMI 出力をウェブカメラとして扱うことができるというものです。

この手のものは基本的に結構高価なのですが、この製品は AliExpress で $108 とかなり安い (というか 1080p USB 3.0 対応だと市場最安ぐらい?) です。

軽く使ってみる

PS3

とりあえず PS3 の HDMI 出力をこのデバイス経由で MacBook に入力して QuickTime Player で見てみました。

QuickTimer Player 側で画質を「最高」に設定すると 1080p で綺麗な画像が出てきます。また、音声もちゃんとキャプチャできていました。

この状態でゲームを起動したりしてみましたが、繋いだ状態でプレイできる感じではありません。後述しますが遅延があります。まぁその手の用途には使えないと思います。

デジカメの HDMI 出力

こんな感じです。カメラ側で 1080p 出力ができないのでしょぼいです。ビデオカメラならできると思うんですが、持ってないので……

実装

中をちょっと見てみましたが、数個の IC と FPGA っぽいものがありました。FPGA っぽいものにヒートシンクがついてました。大きいところの型番を検索してみました。

  • Analog Devices ADV7611 (HDMI レシーバ)
  • Micron D9LHT (64MB DDR2らしい/商品説明より)
  • Cypress CYUSB3014-BZXI (USB3.0 コントローラ)

ヒートシンクで FPGA の型番がわかりませんが、個人で普通に作ってケース込みで$100に収めるのは不可能に近いので、割とお得な気はします。

ところで4本のビスを外せば開けられるのですが、止めているビスがおそろしく柔らかい素材で、サイズぴったりのドライバで回しても1本は折れて、もう1本はネジ山がなめてしまいました。

発熱

結構発熱します。ケースはアルミなので、全体的に暖かくなります。15分ぐらい使うと40度ぐらいかな。だいたいこれぐらいの温度で安定してます。

遅延

ちょっとややこしいですが、キャプチャしている Mac 自身のディスプレイの1つとしてこのデバイスに出力して計測してみます。UVC 経由で Mac デスクトップが拡張されている状態です。Mac 側からの出力解像度は 1080p にしています。

requestAnimationFrame(function me(){document.body.textContent=new Date().getTime();requestAnimationFrame(me)});

するウィンドウを2つ作って、1つは DisplayPort から表示 (リファレンス)、もう1つはこのデバイスを経由して HDMI -> USB 3.0 -> QuickTime Player とした状態です。この2つのウィンドウを近付けてスクリーンショットを記録したのは以下の画像です。

左が通常 (DisplayPort)、右が UVC を QuickTime Player で見ているものです。

これで確かめてみたところ、約100msの遅延がありました。QuickTime Player や USB での処理遅延も含まれるので純粋に製品の遅延とは言えませんが、だいたいこんなもんなようです。これはマウスポインタとかでも結構気になるレベルです。

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ZenFone3 (Android M) にしてからブラウザのフォントが Source Hans Sans になったのですが、このサイトの漢字がどうも中華フォントになってておかしいので調べていました。

で、結局どうやら

text-rendering: optimizeLegibility; 

をつけると字形が中華フォントになってしまうようでした。

修正方法

text-rendering: optimizeLegibility をやめる

どういう理由かわかりませんが指定をやめれば日本語字形になります。

optimizeLegibility

このオプションはUAがフォントレンダリングを読みやすさに最適化せよという指定なのですが、このような弊害があるようです。

lang="ja" 指定する

これでも直ります。optimizeLegibility すると OS のロケールを無視してしまうんでしょうか?

しかし lang="ja" を指定すると、なぜかアルファベットに Source Hans Sans じゃないフォントが使われるようになって死にます。

とりあえずの解決方法

lang="ja" にするのがいいかと思ったんですが、アルファベットがおかしいので text-rendering: optimizeLegibility をやめるだけにしました。

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